第五百二十八話 ヒッティーンの血と汗その十二
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「ここはよ」
「お互いの歌もですね」
「歌っていくのよ、私達もね」
順子は自分達のグループのことも話した。
「765プロやフランシュシュの歌も歌わせてもらってるし」
「まさにお互いにですね」
「ステージで歌って踊っていってね」
そうしてというのだ。
「アイドルとしての能力を高めて」
「そのうえで」
「最高のステージにしてね」
「歌と踊りからもですね」
「スサノオを倒すのよ」
彼と戦ってというのだ。
「だからうちの娘達もよ」
「ステージではですね」
「やってもらうわ」
最高の歌と踊りをというのだ。
「その準備も出来ているし」
「その時が来たら」
「やってもらうわ」
「そうそう、ガンガン歌って踊ればいいのよ」
ラミリスは宙でマイクを右手に持ちつつ話した。
「そしてそっちでもね」
「私の言う通りにでしょ」
「スサノオを攻めてね」
そうしてというのだ。
「やっつけるのよ」
「そういうことよ」
「それではね」
「あの娘達とは相性がいいのよね」
霧島サクラは笑って言ってきた。
「最初会った時から」
「そうですよね」
如月カレンも応えた、それも笑顔で。
「だからですね」
「そう、だからコラボの時は」
「一緒に頑張りましょう」
「その時は頼むわね、折角歌える娘も多いから」
「正式なアイドルの人以外も」
「だからね」
それでというのだ。
「皆どんどんよ」
「歌って踊って」
「そっちでもやっていくわよ、私だってね」
順子は自分のことも言った。
「実はまだまだよ」
「おお、レジェンド降臨ですね」
智樹もそれは応えた。
「ここは」
「これは凄いことになりましたね」
らぁらも驚きを隠せない。
「じゃあ私達も頑張ります」
「そうするプリよ、レジェンドの方が出られるならプリ」
みれぃも驚きを隠せないでいる。
「それなら私達もプリ」
「最高のステージにしてね」
「前も後も駄目な様にはさせないプリよ」
二人もこう話してだった。
ステージに立つことを誓い合った、そうしてステージもこの上ないまでに素晴らしいものとなってだった。
戦いは続いた、それが三日目の終わりとなるとだった。
遂に最後の眼魔が倒された、スペクターはそれを見てゴーストに言った。
「タケル、後はだ」
「うん、スサノオだけだよ」
「そうだ、後はな」
「あいつだけだね」
漆黒のグレートアイザーの姿のスサノオを見つつ応えた。
「その姿で出て来るなんてね」
「考えたものだな」
「眼魔との決戦の最後には相応しいよ」
「全くだ、そして最後の戦いだからな」
スペクターはこのことから話した。
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