第五百二十八話 ヒッティーンの血と汗その十一
[8]前話 [2]次話
「人間でな」
「だから貴方もか」
「そうしていくぜ、これからもな」
「そうか、では共に」
「これからも戦っていこうな」
「共に」
「色々迷ったりもするがな」
スネックも言ってきた。
「それでもな」
「間違えてもな」
イアンソンも言ってきた。
「気付いてなおしていって」
「そしてな」
そのうえでというのだ。
「前に進んでいこう」
「そうね」
フブキも言って来た。
「人間は完璧じゃないから」
「とてもな」
「どうしても間違えるけれど」
それでもというのだ。
「そこからどうするかだな」
「そうね、そして強くなっていくのね」
「心も身体もな」
「全てね、じゃあ私はまた戦場に戻るわ」
「そうしてだな」
「姉さんにはまだ及ばなくても」
それでもというのだ。
「恥ずかしくない戦いをする」
「俺もだ」
スネックも頷いた、そうしてだった。
休憩が終わると戦場に出た、春香はその彼女を見送って言った。
「じゃあ私達もね」
「そうね」
千早は春香のその言葉に頷いた。
「ステージでね」
「歌って踊ってね」
「戦いましょう」
「そうしましょう、皆と一緒にね」
「激しい戦いになるけれど」
それでもというのだ。
「皆と一緒にね」
「頑張っていきましょう」
「この場所でもね」
「最後までね」
こう話してそうしてだった。
アイドル達もステージに立った、そのうえで歌い踊る。プロデューサーはその戦いを見て社長に話した。
「皆です」
「頑張ってるね」
「そうですね」
「この意気だよ、ステージもね」
この場もというのだ。
「れっきとしただよ」
「戦場ですね」
「そう、だからね」
それ故にというのだ。
「私達はだよ」
「あの娘達をサポートすることですね」
「最高のステージを出せる様にね」
まさにその為にというのだ。
「そうしていくことだよ」
「はい、それじゃあ」
「やっていこう」
社長も言ってだった。
そのうえで全力で765プロのアイドル達を支えていった、十三人のステージはまさに戦場であり。
少女行進曲を聴いてだ、順子は言った。
「そうよ、お互いの持ち歌もね」
「歌うことですね」
「そうしてこそよ」
隣にいるエレンに話した。
「歌とダンスの幅が拡がって」
「アイドルとしての能力が上がりますね」
「そうなるからよ」
だからだというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ