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チートゲーマーへの反抗〜虹と明星〜
R10話 Ocean【夢の海】へDive!
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【ライジングインパクト!】


跳躍は大空にてライダーキックへと変わる……その言葉通りの必殺技。

ランスは尚も抵抗を試みようと、ゼロワンが突き出した足に対抗するようにランスラウザーを突き出すが……


「トキメキの力を‥‥思い知れ!!」


何か追い風のような勢いがゼロワンを後押しして……勝負に競り勝つ!


「なっ???ぐわァァァ!!!」


大きく吹き飛ばされたランス????その体は大空の彼方へと消えていく……無論、校舎から出て行ったに違いない。


「ふぅ……」


ジャンプして菜々の元まで戻ってきた侑……変身を解除する。


「わかった…?僕が???キミを守る。だから???せつ菜ちゃんの大好きを叫んでほしい!他の人なんて気にする必要なく、思いのままに、自由に叫んでほしい!!」

思いのままを伝えた侑???菜々はツギハギな言葉を紡いでいく。

「いいんですか……?私のワガママを???大好きを貫いても…いいんですか?」
「もちろん!」
「っ!……あなたみたいな人??初めてですよ♪」


頬を赤らめる菜々……そして微笑と共に三つ編みをさっと紐解き???優木せつ菜へとその姿を変える。


「わかっているんですか…?あなたは今とんでもなく凄いことを言っているんですから!!」


せつ菜は侑に向かって拳を突きつける。


「どうなっても知りませんよ!」
「−−−−−/////!」
「これは……始まりの歌です!!!」



Dive!(歌:優木せつ菜)




????Fin????



「はぁ…はぁ…はぁ……虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会!優木せつ菜でした!!」


息を切らしていることすら忘れ、ただ歌うことに没頭していたせつ菜……無論、観衆は大喝采する。


「せつ菜ちゃん!」
「うわっ!」


感極まった侑はそのまませつ菜へと飛び込むように抱きつく。


「もうっ……だーいすき!!」
「ちょ、ちょっと…!」


困り顔のせつ菜だったが侑と目が合うと、互いに微笑み合う……

流石にくっつきすぎたのか、嫉妬するようにかすみが横に割って入る???続々とスクールアイドル同好会のメンバーも。


「先輩!いつまでくっついてるんですか?」
「かすみさん…それにみんな???みていたんですか。」
「おかえりなさい♪」
「でも……ちょっと盛り上がりすぎかも(^^;;」


しずくが興奮冷めない観衆を横目で見る。


「どうするぅ〜?生徒会長?」
「彼方さん、今の私は正体不明のスクールアイドル 優木せつ菜……さ!正体がバレない前に撤収しますよ!!」
「「「「「おー!!!」」」」」」


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