R10話 Ocean【夢の海】へDive!
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その言葉に侑の背後にいた菜々も少したじろぐ。
「お前たちが……そっか。じゃあ『僕』も戦う理由ができたよ。」
「?」
「菜々さん……いや、せつ菜ちゃん。今???証明してみせる。」
ツインテールに縛られた侑の髪が……今、解かれる。
【JUMP!】
【Authorize!】
「僕が……トキめくみんなを『守ることで応援する』???それが僕のトキメキ!!」
「変身!!」
【プログライズ!】
【飛び上がライズ!ライジングホッパー! 】
【A jump to the sky turns to a rider kick.】
侑は……仮面ライダーゼロワン。夢を守る存在へと姿を変える。
「さぁ……行くよ!!」
「ようやくやる気になったか…変身!」
【OPEN UP!】
シンは仮面ライダーランスへと姿を変える。
怒りに燃えるゼロワン……その怒りを戦いにぶつける。
〜〜〜〜
ドサッ
「ぐっ……!」
ゼロワンの強烈なキックがランスを屋上から地上へと突き落とす。それを追ってゼロワンもコンクリートへと着地する。
もうすぐ部活が終了する時間……長引けば他の生徒を巻き込んでしまうかも知れない???しかし侑はそんなこと考慮に入れる余地はなかった。
「絶対許さない……はぁっ!」
「ぐはっ!」
黄色いエフェクトを伴った高速移動で、ランスの視界から消えた???刹那、背後に回ってその首元を空中からの薙ぎ蹴りを御見舞いする。
流石に急所の1つでもある首を思い切り蹴られてはランスのダメージは大きいものとならざるを得ない。
「く、クソっ…前よりパワー上がってねぇか?」
「隙は与えないよ??!」
間髪入れずランスに膝蹴りを入れて、その勢いのまま回し蹴りでランスの体を吹き飛ばす。
「調子に…乗るな!」
さらに追撃を試みようとするゼロワンに対し、リーチの広いランスラウザーがゼロワンの体を斜めに斬り裂く???少し怯んだところを鋭利な槍の先端がゼロワンを貫いた……
しかし???
「はぁ…はぁ……その程度???効かないよ。」
「なっ…!お前どうやっ…ぐはっ!」
槍で貫かれても、有効打にならないと突きつけられて怯んだところをランスは腹を思い切り蹴られる。
以前から侑の体は異常さを醸し出していた……最初ムテキゲーマーに腹を殴られた時も体のアザが異常なスピードで回復した。そして昨日は戦いで追った傷が直後に回復した。
そして今……負ったダメージをすぐに回復している???
「馬鹿な……俺は???!」
「これで終わらせる……!」
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