暁 〜小説投稿サイト〜
イベリス
第七十五話 デモその十二

[8]前話 [2]次話
 そうして咲はクラスメイト達と共にデザートと飲みものを楽しんだ後はゲームセンターに行ってどういったゲームがあるのかを観てだった。
 下の階に戻ってまた百官店の中を観て楽しんだ、そして夕方にクラスメイト達と別れる時にまた言った。
「やっぱりこうしてね」
「遊んでるとなのね」
「満足なのね」
「咲っちとしては」
「そう思ったわ」
 心から、そうした言葉だった。
「本当にね」
「そうなのね」
「じゃあ暫くは恋愛はよくて」
「部活にアルバイトに遊びで」
「それで楽しく過ごすのね」
「そうしたいわ」
 実際にという返事だった。
「私はね」
「そうなの、じゃあね」
「咲っちのことだしね」
「そうしていってね」
「咲っちでね」
「そうしていくわね、あと私東京のあちこちも行くから」
 愛に言われたこともするというのだ。
「駅前とか観て回るわ」
「そうしたこともするの」
「何か咲っちもやること一杯あるわね」
「忙しいみたいね」
「忙しいって言ったら忙しいかもね」
 笑ってそれはと返した。
「確かに」
「けれど悪い感じじゃないわよ」
「今咲っち笑顔よ」
「満ち足りてる感じよ」
「そうなの。じゃあそっちもやるわね」
 クラスメイト達の言葉を受けて彼女達に笑顔で応えた。
「東京巡りもね」
「それ何かと面白そうだしね」
「やって損ないわよ」
「この新宿だけじゃなくて亀有とか中野とか世田谷行ってもいいし」
「目黒もね」
「千代田の辺り行くとか」
「色々行ってみるわね」
 咲も笑顔で応えた。
「まだ行ったことないところ行って来るわ」
「東京って狭いけれど色々な場所あるしね」
「山手線や地下鉄ですぐに行けるし」
「色々な場所にね」
「何なら自転車でも行けるし」
「そうしたらいいわ」
「ええ、やっていくわね」
 咲はまた笑顔で応えた、そしてだった。
 クラスメイト達と別れて電車に乗った、そこで途中下車をしてある駅の前を見て回ってからまたっ電車に乗って家に戻ったのだった。


第七十五話   完


                    2022・8・15
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ