第十幕その一
[8]前話 [2]次話
第十幕 終わりが見えてきて
図書館でのオズの歴史の本の整頓は続いていました、皆で手分けして時間を決めて休日はゆっくり休みながらです。
そうしていきましたがオズマはその日のお仕事が終わってからにこりとして言いました。
「いよいよね」
「うん、終わりが見えてきたね」
魔法使いが笑顔で応えました。
「そうなってきたね」
「そうよね」
「皆でやっていったらね」
「どんな大きなお仕事もね」
「終わるね」
「その通りね」
オズマはボームさんに答えました。
「本当に」
「全くだね、ではまた明日ね」
「いえ、明日は土曜日でしょ」
オズマはボームさんにその明日のお話をしました。
「だからね」
「あっ、お休みだね」
「土曜と日曜はお休みでしょ」
「そうだったね」
「お休みでないお仕事もあるけれど」
「週に二日お休みはね」
「絶対にあるから」
それでというのです。
「私達はね」
「明日と明後日はだね」
「お休みよ」
「そうだったね」
「あとオズの国の祝日にもね」
ドロシーがにこりとしてお話してきました。
「お休みね」
「そうよね」
オズマはドロシーにも応えました。
「外の世界と同じでね」
「オズの国でもね」
「祝日はお休みよ」
「土日とは別にね」
「そうなっているわね」
「休日に休んでこそ」
トロットも言いました。
「よく働けるのよね」
「そうよ、いつも働いてもね」
「オズの国では疲れないけれど」
「気分転換をした方がね」
ずっと働くよりもとです、オズマはトロットにお話しました。
「いいのよ」
「そうよね」
「だからね」
その為にというのです。
「休日はね」
「ゆっくり休むことね」
「そう、だから明日と明後日はね」
「お休みね」
「終わりが見えてきたけれど」
整頓のというのです。
「けれどね」
「今はよね」
「焦らないでね」
そのうえでというのです。
「やっていきましょう」
「それじゃあね」
「では明日は皆で休んでね」
ベッツイも言ってきました。
「遊びもね」
「しましょう、何がいいかしらね」
オズマは嬉しそうに応えました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ