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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第八話 新たな出会いと学生生活 ★
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う。
だがそれよりも俺が気になることがある。
それが遠坂を上回る膨大な魔力。
恭也さんは魔術に関しては知らないと言っていた。
なら単純になのはに素質があるというだけなのだろうか?
それに最近妙なこともある。
本当に魔術を使わない戦闘の事を考えて、銃のことを忍さんの頼んだ方がよいかもしれない。
俺が最近やけに警戒する原因となる事の起こりは四日前。
突如この世界に来て初めて他人の魔力を感知したのだ。
だが一瞬という事もあり、結局魔力の持ち主と遭遇することは出来なかった。
そして、三日前の夜に再び魔力を感知したのだ。
武装を整え、魔力反応があった場所に辿りつくと壁は壊れ、アスファルトは陥没していた。
どう考えても戦闘の跡。
さらに二日前には俺が結界強化のために地下室にこもっている間に何らかの動きがあったのか、海鳴市の神社の霊地に妙な淀みがあった。
ここまで集中して反応や痕跡があると本格的にこの街に魔力感知のための細工をする必要がある。
現在の状況に内心ため息を吐きつつ、授業を聞く。
いまさら小学生の授業を聞いたところで理解が出来ないところは特にない。
だが俺が過去に小学校で受けていた授業よりはるかにわかりやすい。
さすがは私立の学校といったところなのかもしれない。
「士郎君、ここの範囲はわかる?」
「ああ、大丈夫だ。ありがとう」
笑顔で返事をするとなぜか顔を赤くして向こうを向いてしまった。
どうかしただろうか?
なのはの行動に首を傾げつつ、無事に授業は終了した。
そして授業が終わり、昼休みになると同時に俺は洗礼を受けた。
まあ、転校生によくある質問攻めだ。
授業と授業の合間の休みは時間が短いため皆昼休みを待っていたようだ。
「前はどこに住んでたの?」
「イギリスのロンドンだ」
「衛宮君って日本人だよね?」
「ああ、髪の色が変わってるけどね」
などなど多数の質問であった。
ちなみにロンドンに住んでいたというのは元の世界の戸籍上の話である。
紛争地帯を巡っていたせいで正確な自分の位置はよくわからないが戸籍はイギリス住まいのままであったはずだ。
髪は投影の使いすぎと死徒化という急激な肉体変化によるものだ。
もっともあまりにも質問が多く、昼休みがつぶれると危惧したのだが、なのはの友達である、アリサ・バニングスさんが助け出してくれた。
そして現在、すずかとなのは、バニングスさんと昼食中である。
「それにしても大変だったね」
「まったくだ。ここまで騒がれるとは思わなかったよ」
俺とすずかの会話に二人が不思議そうな顔をする。
「なに? 二人って知り合い?」
「まあな。この学校もすず
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