第五百二十七話 厳島の奮闘その二
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「ならだ」
「そうしてね」
「それが一番てっとり早いからな」
「あと休みなく戦えるけれど」
鏡の父は壇のこのことも話した。
「過労死してもコンテニューでね」
「それも何かですしね」
イチが言ってきた。
「ですから」
「うん、疲れた見えたらね」
「その時はですね」
「そうしてね」
「わかりました」
イチは確かな顔で答えた、そうした話をしていると遂に戦いの時間になった。ここでライダー達は変身し。
厳島の北岸彼等がいるそこの海の方からバグスターの大群が来た、彼等は上陸するとそこからだった。
戦士達のいる方に向かって来た、歌笛はそれを見て言った。
「何か私達ってね」
「若しかしたらだよな」
奏助が応えた。
「城跡にいるけれど」
「毛利家が築いたね」
「結構負けた方に近いな」
「陶軍の配置にね」
「そうだよな」
「何か負ける感じだけれど」
「まあ只の布陣だからな」
「気にすることはないわね」
「そうだよな」
奏助は歌笛の言葉に応えた。
「別に」
「ええ、じゃあ戦っていきましょう」
「はじまったし」
「じゃあまずは私がいくわね」
リストがここで出て来た。
「ムジーク出すわよ」
「ステージには私達がいきます」
佳乃が言ってきた、WUGの面々はもうステージ衣装を着ている。
「そうします」
「ええ、合わせていきましょう」
リストは佳乃に笑顔で応えた、そうしてだった。
WUGの七人はステージに上がった、ここで実波が言った。
「風強いね」
「ええ、潮風がね」
菜々美が応えた。
「結構ね」
「帽子どうしよう」
「顎紐あるからかけよう」
夏夜が言ってきた。
「ここはね」
「そうしたらいいですね」
未夕は笑顔で頷いた。
「丁度グラスバンド風の衣装でよかったです」
「そうよね、ステージ衣装も色々でね」
藍里もそれはと言った。
「こうした時顎紐があったらね」
「いいわね、元々顎紐って風が強い時に帽子が飛ばされない為のものだから」
真夢も言う。
「丁度よかったわ」
「では風に負けない様にいくわよ」
リストは今度は七人全員に言った、そうしてだった。
WUGと共にステージで戦った、そうして。
前線ではそのムジークと歌それに音楽に乗って戦った、その戦場では。
バグスターの大群を前にして戦士達が戦う、そこで。
クローディアが戦いながら話した。
「さて、開戦早々です」
「かなり派手なものになっていますね」
「いつも通りと言えばそれまでですが」
珠雫に応えつつ言う。
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