西ゼムリア通商会議〜ゼムリア連合の提唱〜
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う解決方法”になりましたわね。」
「ああ。後は賠償条約の件を含めたそれぞれの国が承諾する条約を記した書面を今回この話し合いの場を提案・提供したリベールが作成し、三国それぞれが確認した後七耀教会の立ち合いの元、三国もそうだがリベール、レミフェリアも調印という流れで構わないな?」
「ええ、異存はありません。それではこれでメンフィル・クロスベル連合とエレボニア帝国の戦争についての話し合いを終了とさせて頂きます。では次の議題は――――――」
ヴァイスの答えを聞いたセドリックは明るい表情で感謝の言葉を口にし、静かな笑みを浮かべて呟いたセシリアの言葉に頷いたシルヴァン皇帝はアリシア女王に確認し、シルヴァン皇帝の問いかけに頷いたアリシア女王は会議を再開した。
その後挙げられた議題についての話し合いは順調に進み、最後の議題についての話し合いも終わり、会議も終わろうとしていた。
同日、PM5:50――――――
「全ての議題についての話し合いも終了しましたので、これで”西ゼムリア通商会議”を終了とさせて頂きたいのですが……その前に、リベールから各国の皆様に提案があるのですが、よろしいでしょうか?」
「………!」
アリシア女王の言葉を聞いてアリシア女王が”今回の西ゼムリア通商会議を開催したリベールの真の目的”を実行しようとしている事に気づいたクローディア王太女は表情を引き締め
「え……リベールが私達に”提案”、ですか?」
「して、どのような提案を?」
「今回の戦争の終結によって”新たな時代”が訪れる事になるゼムリア大陸の恒久的な平和の為に、リベールは大陸諸国に対し、『ゼムリア連合』を提唱します!」
ルーシー秘書官とアルバート大公の質問に対してアリシア女王は決意の表情を浮かべて自身の提案を口にした――――――
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