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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百二十九話 ほたる、父を見るのことその一
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です。川魚はです」
 ここで真面目に言うジェイフンだった。
「よく熱を通さないと危険ですから」
「ああ、虫な」
「それでやんすね」
「そうです。生で食べるのは厳禁です」
 それは絶対にだというのだ。
「ですからこうしてお鍋にしてもよく火を通して食べてです」
「だよな。そうしないとな」
「本当に危ないでやんすよ」
「そしてよく火を通されたお魚はです」
 ジェイフンは真面目な話からだ。にこりとなって述べた。
「とても美味しいものですね」
「ああ、幾らでも食えるぜ」
 実際にどんどん食べるドンファンだった。そうしてだ。
 チャンもチョイも食べてだ。鍋を楽しむのだった。修業の後は平和だった。
 そしてその夜にだ。袁紹はだ。
 自分の家臣達にだ。こう言われていた。
「鰻はいませんでした」
「残念ですが」
 ここでも鰻だった。
「ですからあの余興は無理です」
「それは無理ですから」
「わかりましたわ」
 とても不機嫌な顔で彼女達の言葉に頷く袁紹だった。

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