第五百二十六話 長篠の川を挟んでその十六
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「今から」
「わかったわ」
ルイスは姉に続いた。
「それではね」
「やってやるである」
ヴェルドラも闘志を剥き出しにしている。
「今からな」
「どいつもこいつも抜かるなよ」
幽衣も何時でも攻撃出来る様になっている。
「決める時だからな」
「はい、決めます」
茂夫が幽衣に応えた。
「ここでも」
「ああ、お前はちょっと余裕を意識してな」
「攻撃することですね」
「竜の兄ちゃんと同じでな」
ヴェルドラを見つつ話した。
「周り見てやらないとな」
「僕の場合は大変なことになりますね」
「だからな」
そうした力だからだというのだ。
「今回もな」
「周りを見る感じでやっていきます」
「それで宜しくな」
「はい」
こう話してだった。
戦士達は総攻撃を行ってだった。
ライダー達は一斉に跳躍しそしてだった。
キックに入った、そのキックとだった。
仲間達の総攻撃が炸裂した、そうしてだった。
スサノオは動きを止めた、マッハはそれを見てドライブに話した。
「やったな、進兄さん」
「ああ、俺達は勝ったんだ」
ドライブも応えて言った。
「ここでもな」
「そうだな」
「その通りだ、君達は勝った」
スサノオも認めてきた。
「間違いなくな」
「そうだな」
「いい戦いが出来た」
スサノオは満足している声で述べた。
「私も満足している」
「そうか、じゃあこれで終わりだな」
「この戦いはな」
まさにと言うのだった。
「今そうなった」
「それじゃあな」
「では次の決戦の話をしよう」
スサノオは意気揚々として述べた。
「これよりな」
「次?何処よ」
後方から霧子が問うた。
「一体」
「まずは日を言おう」
スサノオは霧子に応えて述べた。
「一ヶ月後だ」
「その時ね」
「場所は厳島だ」
「あそこね」
「あの島においてだ」
スサノオはさらに話した。
「私は君達と戦おう」
「あの島も決戦に相応しいな」
ベルトさんもその話を聞いて言った。
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