第五百二十六話 長篠の川を挟んでその十五
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「敵の攻撃をよく見てだ」
「やっていきましょう」
「そうだな、二人共そこから援護をたのむ」
下から霧雨が言ってきた。
「俺はいつも通りだ」
「突撃ですか」
「ああ、それを仕掛けてな」
そうしてとだ、ゲルトルートに答えた。
「強烈な一撃をお見舞いしてやるぜ」
「そうしてくれますか」
「それでも倒れない奴だけれどな」
それはわかっているがというのだ。
「けれどな」
「一撃一撃ですね」
「こつこつ浴びせていってな」
その様にしてというのだ。
「やっていこうな」
「それしかないですからね」
「全くです」
ゲルトルートだけでなくペリーヌも応えた。
「ここはです」
「そうして攻めていきましょう」
「霧雨さん私達も行きます」
「ご一緒させて下さい」
サイドカーに乗って命と雪が言ってきた、雪がサイドに乗っている。
「オートバイで一撃ならです」
「私達も出来ますので」
「遅れるなよ」
これが霧雨の返事だった。
「じゃあ今からな」
「やりましょう」
「一撃を浴びせてやりましょう」
「思い切りやるぞ、攻撃は突撃しながらかわすぞ」
こう言ってだった。
霧雨は二人と共にゲルトルートそれにペリーヌの援護を受けつつオートバイで突進した、攻撃はその中でかわし。
そしてだ、拳の一撃を浴びせると即座に離脱して言った。
「また仕掛けるぞ」
「次は俺だ」
ベートが出て来た。
「強烈な一撃お見舞いしてやるぜ」
「私も行くわ」
リューはもう剣を抜いている。
「やりましょう」
「ああ、一緒にな」
「おいどんに乗るばい」
二人に一反木綿が声をかけてきた。
「それで空から攻撃するばい」
「いいな、じゃあ宜しくな」
「乗せてもらうわ」
「そうするばい」
二人は即座に一反木綿に飛び乗ってだった。
空から攻撃を浴びせて神に一撃を浴びせた、戦士達は力を合わせて戦っていった。
そうしているとだった。
スサノオの攻撃が僅かだが弱まってきた、ベルトさんはそれを見逃さず言った。
「時が来たぞ」
「決める時だよな」
「そうだ」
ドライブに強い声で答えた。
「いいな」
「それじゃあな」
「皆いいかな」
美炭も言ってきた。
「そろそろ仕掛けよう」
「総攻撃ですね」
「うん、その時が来たよ」
彩に即座に答えた。
「だからね」
「はい、それじゃあ」
「それじゃあやるか」
美炭アリスも言ってきた。
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