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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百二十六話 長篠の川を挟んでその十

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「それはちょっと」
「だって刀華さんのスカートやたらめくれるんですよ」
 知樹はむっとした彼女に話した。
「自然とですよ」
「見えるんですか」
「不可抗力ですよ」
「けれどいつも注目してるよね」
「だってスカート全然仕事しないですから」
 刀華のそれはというのだ。
「普通に見ているだけで」 
「見えるんだね」
「狙わなくても。といいますか」
 智樹はさらに言った。
「皆さん普通にです」
「見えるんだね」
「スカート短いのに動き回るから」
 それ故にというのだ。
「どうしても」
「ではです」
 アーシアが戸惑いながら言ってきた。
「今日の私の下着の色は」
「純白ですよね」
「正解です、見えていたんですね」
「ずっと全開でした」
 まさにというのだ。
「動かれる度に」
「恥ずかしいです・・・・・・」
「いやあ、目の保養だな」
「全くだ」
 ペンギンコマンド達は智樹の後ろから言ってきた。
「鉄のスカートと言ってもな」
「実は違うからな」
「見えるものは見えているぞ」
「まさに百花繚乱だな」
「ま、まあわざとじゃないならいいわ」
 千は口の端をひくひくとさせながら述べた。
「私もスカート短いしね」
「姫様今日はグレーだな」
「グレーのパンツも似合ってるぞ」
「小柄な方だけれどスタイルいいしな」
「よくおっぱいも丸見えになるしな」
「わざとじゃないならいいけれど言わないの」
 千はそこは怒った。
「全く、恥ずかしいでしょ」
「あの、どうもです」
 半蔵がその千に言ってきた。
「私達はそうなることがです」
「多いわよね」
「はい、どうにも」
「それもわかってるわ、けれどね」
「私達はですね」
「どの世界でもなのね」
「そうなるみたいですね」
「あっ、半造さん今日青ですね」
 智樹は二等身で左手を頭の後ろにやって言ってきた。
「さっきからずっとです」
「だから言わないで下さいっ」
 半蔵は顔を真っ赤にして言い返した。
「わかっていますから」
「それはどうも」
「私も覚悟して戦っていますから」
「あの、じゃあ私達も」
「見られているな」
 姫和は可奈美に応えた。
「そうだな」
「そうよね、やっぱり」
「スカートだからな」
「しかも私は短いし」
「二人共白だな」
 ペンギンコマンド達が言ってきた。
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