第93話
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かべたままだ。
そしてそのまま元の体勢に戻り、より重くなった拳がグラノラの鳩尾に突き刺さる。
「が…あ…っ!」
「借り物の力で強くなっても、それ以上の力で捩じ伏せれば何の問題もない。死にたくなければさっさと消えろ、貴様如きを倒しても何の自慢にもならんからな」
「ふざけるな…ここまで来て…っ!俺は必ずみんなの仇を取るんだ!!」
両手を組んで銃のような形にするとグラノラが全ての力を集中する。
「無駄な足掻きだ。見苦しいぞ」
「黙れ!いくら貴様でもこの一撃を防げるわけがない!宇宙一の力を全てを使ったこの一発で完全に消えろ!サイヤ人ーーーっ!!」
グラノラの指先から放たれた極大の気弾。
迫る気弾に対してベジータは笑みを浮かべるだけだ。
「馬鹿が…俺を誰だと思ってやがる。ドラゴンボールを使って即席で得た紛い物の力が、鍛え上げた本当の力に勝てると思うなよ!本当の力と強さを見せてやる…!超ギャリック砲ーーーっ!!!!」
我儘の戦闘力向上で跳ね上がったギャリック砲の威力は凄まじく、グラノラの渾身の気弾をあっさりと押し返した。
「お、押し返され…っ!」
「あいつに出来ることが俺に出来ん道理はない!!吹き飛びやがれーーーっ!!」
「うわああああ…っ!!」
悟林はギャリック砲の気の溜め方などを改良し、最大威力の底上げに成功していた。
ならば長い間使い続けてきたベジータにそれが出来ない道理はなく、超ギャリック砲をまともに喰らったグラノラは悲鳴を上げながら吹き飛ばされたのであった。
(キャラ紹介)
“ピッコロ”
地球育ちのナメック星人であり、かつて地球を震撼させたピッコロ大魔王の生まれ変わり。
少年時代の悟空によって倒されたピッコロ大魔王が産んだ卵から誕生した。
最初は父親の仇であり、世界征服最大の障害である悟空と敵対関係にあったが、ラディッツとの闘いを切欠に仲間になった。
最初はサイヤ人との闘いの戦力のために悟林と悟飯を鍛えていたが、やる気に満ちている悟林とビクビクしている悟飯の極端な姉弟に呆れるものの、修行の最中で絆され、サイヤ人との闘いでは悟飯を命懸けで助けるほど。
ナッパに殺されたことでドラゴンボールが消滅してしまうが、ナメック星のドラゴンボールで復活する。
フリーザとの闘いでは同じナメック星人のネイルと同化することで数倍にパワーアップしたものの、第3段階の変身のフリーザには及ばず、最終形態には手も足も出ず、サポートが精一杯であった。
人造人間との闘いでは人造人間となったゲロと闘い、圧倒するも17号には手も足も出ずに終わる。
後に神と融合して17号と互角の戦闘力を得るものの、人間の生体エキスを吸収し続けたことで
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