五百二十五話 伝説の決戦の地でその十六
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「そうしよう」
「わかったわ、それじゃあね」
「そうしていきます」
「ももさんと楓さんは後ろに回って」
晴彦は源ももと彼女にも言った。
「そしてそこからね」
「はい、攻撃ですね」
「それにかかるのね」
「主に手裏剣を使って」
そうしてというのだ。
「攻めてくれるかな」
「わかりました」
「そうさせてもらう」
「そうして攻めていって」
そのうえでというのだ。
「ダメージを与えていこう」
「そうね、ただ上がまだ足りないわ」
楓は隻眼を鋭くさせて言った。
「真上がね」
「あっ、確かに」
「そちらには誰に行ってもらうのかしら」
「僕が行くよ」
「私もです」
犬屋敷にジェノスが言ってきた。
「任せて下さい」
「スサノオを真上から攻撃するよ」
「宜しくお願いします、では」
晴彦は二人にも応えた、そうしてだった。
戦士達はスサノオを完全に囲んでだった。
空からも攻める、そうしてだった。
攻撃を受けながらも神を囲んで総攻撃を浴びせて攻めていった、暫くはスサノオに異変は見られなかったが。
徐々に動きが鈍くなりそうしてだった。
「明らかになってきたな」
「そうね」
マリカは斬月・真の言葉に頷いた。
「ダメージを受けていることが」
「それもかなりのものになっている」
「それじゃあ」
「もう一度総攻撃を仕掛けるとな」
それでというのだ。
「確実に倒せる」
「では決めるわね」
「いいか、全員でキックを浴びせる」
斬月・真は仲間のライダー達に話した。
「そうするぞ」
「ああ、わかった」
「その時が来たな」
鎧武とバロンが応えた。
「ではだ」
「息を合わせてやろうな」
「君達にも頼む」
斬月・真はそれぞれの世界の仲間達にも話した。
「ここはだ」
「はい、総攻撃ですね」
「それを仕掛けますね」
「そしてだ」
そのうえでとだ、和真とキノウに応えた。
「決着をつけるぞ」
「わかりました、それじゃあ」
「援護は任せて下さい」
和真とキノウだけでなくだ。
他の仲間達も頷いて了承した、それを見て。
ライダー達は一斉に跳びそのうえで急降下からキックに入った、それが炸裂する直前に仲間達の総攻撃がスサノオを撃ち。
キックも炸裂した、それでだった。
スサノオは完全に動きを止めた、だが言葉は出してきた。
「私の負けだ」
「それを認めるんだな」
「その通りだ」
スサノオは鎧武に答えた。
「もう闘えないからな」
「だからか」
「それを認めよう、しかしな」
「ああ、これからもだよな」
「君達と戦いたい」
こうも言うのだった。
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