五百二十五話 伝説の決戦の地でその三
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「大丈夫だと」
「そうなのか」
「そこに安定と自信があり」
そしてというのだ。
「お強いので」
「そう言ってくれると有り難い」
「貴虎さんは危なっかしいところもありますが」
マジカロイド44は彼の脇の甘さ具体的には最初の情報だけで全てを判断したり情に流され過ぎることを指摘もした。
「ですがそれでもです」
「こんないい人はそうはいないですわよ」
黒子はこう言った。
「仲間思いで戦局も冷静に見られて」
「判断してくれますね」
「その貴虎さんが言われますと」
「やはり頼りになりますね」
「そうですわ」
実際にというのだ。
「わたくしも同意ですわ」
「そうですね」
「ではその期待に応える」
斬月真は仲間達の言葉に応えた。
「そうしてだ」
「共にですね」
「戦ってくれますわね」
「そうさせてもらう」
こう言って矢を放つ、それで多くのインベスを吹き飛ばす。これが合図になって決戦が幕を開けた。
死闘がはじまりだ、エミリアはハヤトに言った。
「今回もはじめから激しいけれどね」
「それでもな」
「うん、皆でね」
「戦っていこうな」
「そうっす、ここは戦いどころっすよ」
はじめも戦いつつ言う。
「人間として」
「人間はどういったものかですね」
隣にいるつばさも言ってきた。
「それを神様に見せる戦ですね」
「それと共にっすよ」
「私達自身もですね」
「自分達の力がどれだけあるかっすよ」
人間のそれがというのだ。
「見るものっすよ」
「そうですね」
「だからっす」
「はい、このガウガメラでも」
「全力で戦うっすよ」
「人間として」
「皆よく聞いて」
空からニンフが言って来た。
「敵は倒しても倒してもね」
「どんどん出て来てるわ」
アストレアも空から言ってきた。
「数はええと」
「おおよそ五万よ」
ニンフが数を言った。
「それ位よ」
「そうなのね」
「ええ、それで倒してもね」
「出て来るのよね」
「そうなっているから」
「わかったわ」
霧乃が応えた。
「ではその五万の数が尽きない敵をね」
「倒していくのよ」
「そうしていくわ」
「簡単なことだな」
ベートは野獣の如き戦って話した。
「それは」
「簡単?」
「倒していけばいいだろ」
こうニンフに行った。
「そうだろ」
「まあ簡単に言えばそうね」
ニンフも否定しなかった。
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