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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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「やめてったらー」

「ダメ 将来 ミミに彼氏が出来たら 見せるんだー 証拠写真」

「アカサぁー なんの恨みがあるのー あぁー アカサ ひがんでるンだー」

「そう 私ネ ちょっと 恰好いいカナって思ったの あの人」

「そうなんヨッ 南禅寺で カッコいいよねー あんな風に言うなんて 男感じたよネ」と、岬も乗ってきてしまっていた。

「ねぇ ねぇ ミミは感じた? あんな風に抱き寄せられてしまっちゃってー あんなの 初めてでしょ? 男感じなかったの?」と、紗英も・・

「あのねー 君達 あの人は私の為に・・ だいだいがー あなた達が先に走って行ってしまうからー」

「あっ ミミ 少し 顔が赤くなってきた 思い出してるなー それに、スカートの中も 触られてたもんなー」

「バカ 見てたのー でも、咄嗟だって言ってたよー」

「だけど、この写真 一倉さんの左手はどこにいってんだろうなー ミミの腰のあたりかなぁー まさか、お尻?」

「じょーだんでしょ ミミのどこにも触ってないないわよー 私が一倉さんの肩に寄っかかってただけだよー なに からかってんのよー」

「ふふフー でも、ミミのお尻を撫でた初めての男だ パンティ見せて、誘惑してたし」

「あっ やっぱり見えてしまってたぁ?」

「そうだよ 下から見ていても、バッチリだったよ」

「だからー 偶然だったからー そんな 誘惑なんて言い方無いよー ミミは、まだ清純な乙女なんだからー」  

「ふふふっ ミミが自分のことをミミって言う時って、動揺してるんだものね 中学から見てきてるからわかるんだー だけど あれから、ミミはあの人ばっかり 眼で追っているよ さっきも、夜景よりもあの人ばっかー探してサー さては、恋に落ちたなー 白状しろ!」と、岬が鋭い眼で見つめてきた。

「う うん 少しネ 気になってしまう」と、白状してしまった。顔が熱くなってきて、下を向いていた。

「やったーぁ ミミの初恋 始まるぅー」と、岬は手を叩いたら、皆も・・。

 次の日は、朝、清水寺に行ってから、新幹線に乗ることになっていたのだけど、バスから降りた時も、一倉さんは寄ってきて、足の具合を聞いてきてくれた。大丈夫と答えると笑顔を返してくれていたのだ。私は、又、キュンとなっていたが、そのまま一倉さんとは真面に顔を合わせることも無く、地元の駅に着いて解散となった時

「ねぇ ミミ 告白しちゃいなよ」と、岬がけしかけてきたけど、一倉さんは先生とかに挨拶をして回っていて、そんなことを言える雰囲気じゃぁなかった。それに、いきなり、こんなことを言っても、彼女が居るんかもしれないし、そんな勇気がないわーとグズグスしていると、一倉さんは会社の人と車に乗って去って行ってしまった。
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