第五百二十四話 チャルディラーンにてその十一
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「食うさ」
「そうだな」
「やっぱり俺はな」
「マヨネーズだな」
「これがないとな」
「食えないな」
「そうなんだよ」
こうラプラスに返した。
「俺の場合はな」
「そうだな、じゃあそうして食ってくれ」
「そうするな」
「あんたと操真の旦那が軸になってるからな」
今の戦いではというのだ。
「本当にな」
「第一にだな」
「戦ってもらうからな」
「食うこともだな」
「しっかりとな」
「そうするな」
「それとまだ出ないな」
今度は恭助が言ってきた。
「幹部クラスの奴は」
「これまで数多く戦ってきましたが」
それでもとだ、シグレも言う。
「そうですね」
「そうだな、並の怪人達は出て来るが」
「ファントムで言うとフェニックスとか」
「そうした奴は出ないな」
「一度もですね」
「必ず出ると思っていたが」
鋭い目になってだ、恭助は言った。
「何時か」
「今もまだですね」
「どの組織や種族もな」
「スサノオがわざと出していないな」
ビーストは自分の推測を話した。
「俺も何時か絶対に出るってな」
「思われていましたね」
「そうだったんだよ」
恭助に対して答えた。
「これが」
「それがですね」
「本当にな」
「今もですね」
「出ないな」
「最後の最後に出るとかですか?」
浅葱は考える顔で言った。
「そうじゃないですか?」
「ああ、決戦のか」
「はい、最後の最後で」
「フェニックスやグレムリンみたいな奴がか」
「出るとか」
「そうかもな」
こう言うのだった。
「出ないかも知れないがな」
「そうですか」
「デルザーの改魔人は出てもな」
それでもというのだ。
「他の組織は違うな」
「デルザーはまた違いますね」
シグレはビーストに問うた。
「そうでしたね」
「あの組織はな」
「全ての怪人が大幹部クラスですね」
「それで滅茶苦茶強いんだよ」
「事実強いですし」
デルザーの者達はというのだ。
「鋼鉄参謀とかも」
「だがゼネラルシャドウは出たか」
那月はこの改造魔人はと言った。
「どうだった」
「いえ、ファイルには載っていても」
「そうだな」
「デルザーの中でかなり特別な存在で」
「他の組織で言うと幹部だな」
「実際にブラックサタンでは大幹部でしたね」
このことはねこにゃーが指摘した。
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