第五百二十四話 チャルディラーンにてその十
[8]前話 [2]次話
「君達だけでなくな」
「戦いもですね」
「その全てをですね」
「そうしている、私も戦場にいるのだから」
テスラとナインに話した。
「それは同じだ」
「それじゃあ」
「これからもですね」
「君達と共に戦っていく」
こう言って指示を出していく、彼は今は戦闘に参加出来ないがそれでも戦士として戦っていた。その彼にだ。
クスクスを出してからだ、那月は言った。
「クスクスもいい食べものだ」
「こうした時食べやすいですよね」
ねこにゃーが応えた。
「カレーみたいで」
「本当にカレーそっくりですよね」
ももがーもそれはと言う。
「クスクスって」
「ご飯じゃないのに」
ぴよたんはこう言った。
「カレーみたいですね」
「本当にな」
「だから沢山食べられますね」
浅葱も食べて言う。
「いい感じに」
「うむ、お主達しっかりと食べろ」
那月はアリクイチームに話した。
「いいな」
「そうします」
「そしてからですね」
「しっかり戦うんですね」
「そうするのだ、食べてこそな」
そうしてこそというのだ。
「よく戦えるからな」
「そうですよね、ただ」
ここで浅葱はこう言った。
「犬屋敷さんさっき言われたんですが」
「どうしたのだ?」
「お水もです」
こちらもというのだ。
「犬屋敷さんみたいに冷やす為だけじゃなくて」
「水分補給だな」
「その為にもです」
「そうだ、しかも飲みものからも栄養を摂れるからな」
「しっかりと飲むことですね」
「そうするといい」
「じゃあ私後で牛乳飲みます」
ねこにゃーは笑って話した。
「そうします」
「私は林檎ジュースにします」
ももがーはこちらだった。
「ビタミンの宝庫ですから」
「私は豆乳を」
ぴよたんはこちらだった。
「飲みます」
「飲みものにも気をつけることだ」
那月は言いつつ自分は牛乳を飲んだ。
「食べるだけでなくな」
「飲むこともだな」
「忘れないことだ」
「その通りだな」
ラプラスは那月の横から言ってきた、彼も食べている。
「そうしてこそ戦える」
「満足にな」
「そうだな、あとな」
ここでラプラスはビーストを見て言った。
「あんたはクスクスにもだな」
「マヨネーズかけてな」
見ればクスクスの上に大量のそれがある。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ