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ソードアート・オンライン〜炎の双剣〜
第6話:悲劇
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ったら惚れること間違い無しだ!」


アッハッハッハッ


すっかり上機嫌になった彼らは今日の出来事で盛り上がっていた。
あの悲劇がまるで嘘だったかのように。

ケイタ(この人達がいなかったら、今頃俺達ここにいなかったかもな・・・本当にありがとうキリト、スズキ)


サチ「・・・・・」
スズキ「今日はホント災難だったな」
サチ「・・・・そうね。だけど今日をきっかけに私・・・なんだか生まれ変わった気がした」
スズキ「・・・確かにその通りかもな。もう今はあの時の泣き虫で弱かったサチはいない」
サチ「え・・・私ってそんな事思われてたの・・・?」ショボン
スズキ「あ・・・!ち・・違う!そういう意味で言ったんじゃ・・!」アセアセ
サチ「ふふっ・・・ちゃんとわかってるいるよ。スズキはあの時そう思っていたから私をあの時励ましてくれたんでしょ?もう生きることを諦めかけていた私のことを・・・」
スズキ「・・・・さぁな・・・・・だけどもし本当に俺の言葉がサチに勇気を与えたんならちょっと嬉しいぜ」
サチ「うん!凄く感謝している。ありがとう!」
スズキ「おうよ!」



その日彼らが見た月は美しく光る満月だった。









そして俺達はしばらくケイタ達と共に安定した階層でできる限りの戦い方を教えた。
彼らはあの日を堺に見違えるように強くなった。

キリト「本当にいいのか?」
サチ「うん。私はこの槍で戦うって決めたの」

完全に恐怖を克服したサチはコンバートした盾を槍に戻した。
まるでサチ自身の成長を表しているように。


そしてその日は訪れる。


ケイタ「キリト、スズキ。短い間だったがありがとう!」
キリト「あぁ。また何かあったら呼んでくれ」



俺とキリトはもうここを立ち去らないといけない。
理由は昨日の夜。ディアベル達から応援の要請が入ったからだ。
彼らが応援を呼ぶほどだ。
きっと相応の苦難に仕入れられているのだろう。

ササマル「キリト!俺いつかぜったい攻略組の一員になるよ!」
テツオ「俺もだ!あの時は何もできなっかが今度こそ俺は・・・!」
キリト「・・・・あぁ!2人ならきっとできるさ」

ダッカー「スズキさん。俺達目標ができたんです」
サチ「うん」
スズキ「目標?」

ダッカー「あの時スズキさんに助けて貰ってから考えたんです。あの時みたいに今こうして俺達以外にも大切な人を失おうとしている人達はたくさんいます!だから俺達、その人達の力になりたいって」
サチ「うん。私達はいつか・・・」




ダッカーサチ「「『蒼聖の盾』の一員になりたい(です)!」」


彼らは守られる側から守る側になることを選んだのだ。



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