第6話:悲劇
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た。
キリト「ふぅ・・助かったよスズキ。危うくポリゴン化するところだったよ」
スズキ「マジで笑えないっつうの・・・というかなんだあのスキル?二本持ちの剣って双剣以外にもあったんだな」
キリト「これはユニークスキル"二刀流"。このゲームで一人のみしか所持できないと言われている両手持ちエクストラスキルだ」
ユニークスキルは特定の条件やクエストなどをクリアした際に習得することが出来るスキルだ。
キリト曰くこのSAO内にユニークスキルは十数種類あるのだと言う。
スズキ「ほえ〜。本当にあったんだな・・けどよぉ、強力とは言え自身の体力ゲージが削り取られるほどなんだろ?危なくないかそれ?」
キリト「いや。体力ゲージが削られるのは単に俺の熟練度が足りてないだけだと思う。だけどいつかきっと扱ってみせるさ」
スズキ「マジで頑張ってくれよ?。じゃないといざ俺がいなかった時とかすぐ死んじまうからな?」
キリト「・・・・ははっ。そうだな。そのとおりだ」
こうして俺達は無事トラップエリアから脱出を果たしたのだった。
無事迷宮を脱出できた俺達はすぐにケイタにそのことを話した。
ケイタ「俺のいない間にそんなことがあったなんて・・・」
スズキ「・・・」
キリト「俺達がいながら危険な目に合わせてしまった。すまない。ケイタ」
ケイタ「・・・何を言ってるんだよ。俺達の仲間を必死に守ってくれたんだろ?」
ササマル「むしろ謝るべきは俺達だ。慣れもしない階層で稼ごうって軽い気持ちで行ったんだから」
サチ「うん。キリト達は何も悪くなんかないよ」
ダッカー「そうっすよ。だから謝らないで下さい」
キリト「みんな・・・」
ケイタ「それよりもキリト、スズキ。今日は僕達が買った初のログハウスで一緒に宴会をしませんか?」
サチ「あ!それいいね!」
テツオ「そうだな!」
キリト「!良いのか・・・?」
ササマル「当たり前ですよ。なんてったってスズキとキリトは俺達の命の恩人なんだから!」
ダッカー「そうそう!割に合わないかもしれないけど、今日なんか奢らせてくださいよ!」
スズキ「こう言ってんだ。行こうぜ!キリト」
キリト「・・・フッ。あぁ」
キリト(命の恩人・・・か・・・)
その日俺達はケイタ達のログハウスで宴を楽しんだ。
ダッカー「でその時!スズキさんヤバかったんですよッ!!あんなに囲まれたモンスター達を何と一撃でッ!」
ケイタ「い・・・一撃・・・。ホント規格外な人だな・・・」
ササマル「キリトもとんでもなかったよな!」
テツオ「あぁ!二本の剣を両手に握ってモンスター達を斬りまくったんだぜ!俺が女だ
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