第6話:悲劇
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「俺たちのことは良い!逃げてくれ!キリト!」
ササマル達は必死にそう叫ぶ。
キリト「良いわけなんてあるかッ!」
ササマル「ッ!」
テツオ「キリト・・・」
キリト(アイツは・・・俺がこの世界で最も尊敬するアイツだったら・・・こんなところで決して逃げたりなんかしないッ!)
スーーチャキン
テツオ「え・・・?」
キリトは背中からもう一本の剣を取り出し、彼は両方の手に剣を握った。
キリト(使わせてもらうぞ・・・今・・ここでッ!)
ユニークスキル『二刀流』発動
モンスター×15『ウォォォォォォォォォッ』
モンスター達は一斉にキリトへと襲いかかった。
ササマル「キリトッ・・・!」
圧倒的に数による暴力。
ササマルとテツオから見てキリトは絶対絶命だった。
キリト「でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
ジャキキキキキキキキキィィィィィン
モンスター達『ウガァァァァァァァ!?』パリリリィィン
ササマル「!?」
テツオ「す・・・凄い・・」
一体何連撃だったのだろう?
まさに圧巻。
キリトは自身の持つ二刀流スキルでモンスター達を次々と薙ぎ払っていった。
キリト「でりゃァァァァァァァァッ!!」
ザシュッ
その姿はまさに鬼神の如し。
キリト「あぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
ザシュッ
モンスター『ウギャァァァァァァァァッ』パリリリィィン
そして大きな叫びと共に彼は最後の一体を切り刻んだ。
キリト「ハァ・・・ハァ・・・」
ササマル「キリト!」
テツオ(なんてやつだ・・・)
テツオは周りを見る。
あんなに大勢に囲まれてたはずのモンスター達は、一体も残ることなく消えて去っていたのだ。
ササマル「本当に・・・ありがとう・・・キリト」
テツオ「お前のお陰で俺達は助かった・・・!ホントなんて礼をしたら・・・」
ササマル達は涙を流しながらキリトへそう囁いた。
キリト「別に礼なんて・・・・うっ」
ササマル「キリト!」
まだ不完全だったエクストラスキルを使ったことで、キリトの体力ゲージはほんの僅かしか残っていなかった。
彼は勢いよく地面へ倒れそうになる。
ガシッ
キリト「!」
スズキ「そっちも無事終わったようだな。キリト」
キリト「スズキ・・・。ハッ・・そうだよな。お前がやられる訳ないか・・」
スズキ「大丈夫か?ホラ。この完全回復ポーション飲んどけよ」スッ
キリト「サンキュー・・・」ゴクッ
スズキのアイテムによってキリトの体力バーは満タンになっ
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