暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜炎の双剣〜
第6話:悲劇
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サマル「そうだね。もう少しで最前線に」
ダッカー「あったぼうよ〜!お?」

迷宮区を進んでいくとダッカーが隠し扉を見つけた。
中央には一つの宝箱が設置されていた。

スズキ(隠し扉・・・?こんなところに・・・?)






この時俺は思いもしなかった。




まさかあんな悲劇を招くなんて



ダッカー「へっへへっ〜♪」パカッ


勢いよくダッカーが宝箱を開けた瞬間だった。


ヴゥゥゥゥゥン ヴゥゥゥゥゥン


けたたましい警告音が部屋全体に鳴り響き、

スズキ「!!?」
キリト(トラップ!?こんなところに!?)
ダッカー「オイ・・・なんだよあれ・・・!?」


モンスター達『グォォォォォォォォォォ・・・』

キリト「!?」

部屋の奥から次々と大量のモンスターが現れた。

スズキ「キリト!二人を頼むッ!!」
キリト「!分かった!」
ササマル「な・・・なんだよ!コイツら!?」

まずはサチ達がクリスタルを使えるよう安全な状態に・・・

サチ「!?みんな・・・!クリスタルが使えなくなってる・・・!」
キリト「!ッ・・・クリスタル無効化エリアか!」
スズキ「クソッ・・・!やるしかねぇ!サチ!ダッカー!できるだけモンスターの攻撃を防いでくれ!」

俺は腰から双剣を取り出し構え、ダッカー達に指示を仰ぐ。

ダッカー「防ぐたって・・・一体どうやって・・どわッ!」

ダッカーは恐怖のあまり転んでしまった。

スズキ(ダッカーの奴・・ッ!まさかちゃんとした防御のやり方を知らないのか!?)

昨日の狩りの時から薄々気付いてはいた。
彼らは集団での戦闘には慣れているものの個人での戦闘経験は少なかったのだ。


スズキ(マズイッ・・!この距離じゃ・・・)
 

俺からかなり離れた位置にいたダッカーは、今まさにモンスターからの攻撃を喰らおうとしていた。



モンスター『グォォォォォォォォォッ!』

ササマル「うわぁぁぁぁぁぁッ!!」






カキィィィン




ダッカー「え・・・・・?」


サチ「うっ・・・!ぐっ・・・・」ギギギギ

そこには必死に盾を構えながら立ち向かうサチの姿があった。

ダッカー「サチ・・・お前・・・ッ!」

サチ(守らないきゃ!・・私の・・・大切な人達をッ・・!)
サチ「う・・・・うあぁぁぁぁぁぁぁッ!」


カキィィィン

モンスター『グォォォォォォォォッ!?』

決死の叫びでサチは自身の持つ盾でモンスターからの攻撃を弾いた。
しかし彼女達の周りには既に多くのモンスター達が取り囲んでいた。

モンスター×30『ウォォォォォォォォ
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