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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その十五
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「俺はいい」
「じゃあいいわね」
「ああ、皆いいな」
 フォーゼは仮面ライダー部の仲間達に声をかけた。
「最後の一撃だ」
「ライダーキックで決めるか」
「最後はあれだろ」
 フォーゼはメテオに応えた。
「一番はな」
「そうだな、仮面ライダーならな」
「あれが一番だ、それじゃあやるか」
「わかった」
 メテオは頷き他のライダー達も続いてだった。
 ライダー達は一斉に跳んだ、そこで仲間達が総攻撃を繰り出し。
 スサノオを撃った、スサノオも凄まじい攻撃を放ったが彼等は今はそれをものともしなかった。受けても最後の底力で堪えた。 
 そこにさらにだった。
 ライダー達の一斉ライダーキックが炸裂した、その時宇宙が見えた。
 ライダー達は宇宙を背に渾身の一撃を浴びせた、それで決まった。
「終わった」
「俺達の勝ちでだな」
「如何にも。今回も見せてもらった」
 スサノオは如月のフォーゼに満足した声で応えた。
「存分にな」
「満足したな」
「うむ、今回もな」
「そして次回もだな」
「戦おう、また一月後にな」
 スサノオはフォーゼに応えて述べた。
「そうしよう、場所はチャルディラーンとしよう」
「チャルディラーン?何処だそこは」
「オスマン=トルコとサファヴィー朝ペルシアが戦った場所だ」
 歌星がフォーゼに話した。
「オスマン=トルコが勝ちイスラム世界の覇権を確立した」
「そうした場所か」
「言うならイスラム世界の決戦の地だ」
「だからスサノオもそこでと言うんだな」
「おそらくな」
「その通りだ、ではだ」
 スサノオはまた言ってきた。
「そこで戦おう」
「わかった、次に戦うライダーに伝えておくな」
 フォーゼは約束した。
「それでいいな」
「うむ、ではな」
「これでだな」
「私は去る、また会おう」 
 こう言ってだった。
 スサノオは爆発を起こしその中に消えていった、それが戦いの終結を何よりも強く表していた。その爆発を見届けてだった。
 ライダー達は変身を解いた、如月はそのうえで言った。
「じゃあ後は頼むな」
「チャルディラーンで、ですね」
「また戦うことになるな」
 ユウキに応えた。
「皆は」
「そうですね、それで私達は」
「悪魔との戦いに戻るな」
「ええ、これで」
「そういうことで宜しく頼む」  
 それぞれの世界の戦士達に笑顔で応えた。
「これからな」
「またやらせてもらう」
 エンタープライズが微笑んで応えた。
「任せてくれ」
「そうさせてもらうな、じゃあ今からな」
「パーティーだな」
「勝ったんだ、思いきり楽しむぞ」
 如月は満面の笑顔であらためて言った。
「今はな」
「そうしよう」
 エンタープライズは微笑んだまま頷いた、そうして
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