第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その十四
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なでしこの言う通りに動いた、他の戦士達もそうしてスサノオを囲むそのうえでそれぞれの攻撃を出していき。
神にダメージを与えていった、だが。
中々倒れない、クロノワールはそれを見て言った。
「今回もしぶといのう」
「ええ、本当に」
「相変わらずですね」
「攻撃も変わりませんし」
「辛いですね」
「うむ、しかしじゃ」
林檎と水花、栗と花梨に応えた。
「これはいつものこと。焦るよりもな」
「楽しむことですか」
「今は」
「クロノワールさんとしてはですね」
「ここはですね」
「そうでなくては面白くはないわ」
クロノワールは四人に笑って応えた。
「わらわとしてはな」
「そうですね」
「クロノワールさんとしては」
「それではですね」
「ここでもですね」
「全力で楽しんでな」
そしてというのだ。
「勝つぞ」
「わかりました」
「では私達もです」
「攻撃を続けます」
「そうしていきます」
「その様にな」
明るい笑顔で言ってだ、上空にいるゾーラにも声をかけた。
「お主もそうじゃな」
「ああ、楽しいよ」
ゾーラはメイルライダーの上から応えた。
「今回もね」
「そうじゃな」
「思う存分楽しめてな」
それでというのだ。
「最高だよ」
「ではその最高のままじゃな」
「勝つよ」
「そして最高の酒を飲むな」
「その相手はあんたでいいかい?」
「勿論じゃ」
ゾーラに笑顔で応えた。
「喜んで酌み交わそうぞ」
「よし、じゃあね」
「今はじゃな」
「戦いを楽しもうね」
今行っているそれをというのだ。
「存分にね」
「その意気じゃ」
クロノワールはゾーラの言葉に笑ってだった。
爬虫類の様な顔になった、そうして両手の爪を出して攻撃にかかった。今彼女は心から楽しんでいた。
多くの戦士達の攻撃を受け遂にだった。
スサノオも動きが鈍くなってきた。、フェイトはそれを見て言った。
「いよいよね」
「ええ、後一介の総攻撃で終わるで」
はやてが応えた。
「そうなるで」
「それじゃあ」
「うちも全力出すさかい」
「私も残りの力を込めて攻撃するわ」
「そうしてな」
「狙いを定めて」
「私もそうするわ」
なのはも言う。
「それで決めるから、如月君達もいいわね」
「ああ、何時でもな」
フォーゼはなのはの言葉に強く明るい声で応えた。
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