第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その十一
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「絶対に大丈夫だがな」
「反面教師にしていきます」
「これからもな」
こうしたことも話してだった。
大文字は今は仲間達と共に休みそれが終わるとまた戦った、そして戦場では美羽もいて戦っていたが。
ゾディアーツ達を倒しつつだ、空にいるカリーナに話した。
「いいかしら、上からね」
「はい、攻撃ですね」
「それを続けていってね」
「わかりました」
「貴女もよ」
美羽はセラフィムにも話した。
「上からね」
「攻撃ですね」
「カリーナちゃんは魔法で遠距離攻撃をして欲しいけれど」
「私は燕返しですね」
「急降下してそれを出して」
敵達にというのだ。
「それでまたね」
「上に上がるのですね」
「それを繰り返してね」
そうしてというのだ。
「戦っていって」
「私の戦い方は燕返しです」
それを使ったものだとだ、セラフィムも応じた。
「だからですね」
「接近攻撃だから」
その燕返しはというのだ。
「そうしてね」
「それでは」
「貴女は援護よ」
今度はヨシモトに話した。
「弓矢でね」
「わかりましたわ」
ヨシモトは優雅に微笑んで応えた。
「そうさせてもらいます」
「是非ね、そうして戦っていって」
そのうえでというのだ。
「ここは防ぐわ」
「それでは」
「敵はここも多いけれど」
今自分達がいる場所もというのだ。
「けれどね」
「それでもですね」
「これだけいれば充分よ」
「いや、それは違う」
ここでもう一人声がした。
「四人だけでは不十分だ」
「その声は」
「私もやらせてもらう」
マリアが来て言ってきた。
「四人では辛くとも五人ではどうだ」
「かなりましね」
「そうなるな、ではいいな」
「ええ、お願いするわ」
美羽はマリアの言葉から彼女の心意気を受け取って応えた。
「それではね」
「やらせてもらう」
「では貴女は一緒に接近戦を頼むわ」
「うむ、宜しく頼む」
「五人で戦っていくわよ」
「力を合わせてな」
こう話して戦っていく、美羽は流石ライダーだけあると言わしめるだけの強さであったが残る四人もだった。
かなりの強さを発揮していた、それで美羽は言った。
「仮面ライダー部の皆もだけれど貴女達もね」
「私達もですか」
「頼りになるわ」
魔法を放つカリーナに話した。
「仲間としてね」
「そう言ってくれますか」
「事実だからね、昔はこんなこと思いもしなかったわ」
かつての自分も思い出して話した。
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