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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その八

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 援護をする樹達も安心して戦っていった、その戦いを見てだった。
 鉄人は腕を組み言った。
「ライダーの諸君は違うな」
「そうですね」 
 エリザベス=メイブリーが応えた。
「ただ強いだけでなく」
「安定化がありな」
「どの人もその言葉に頷いてです」
「頼ってだ」
「戦いますので」
「いるだけで違う」 
 戦場、そこにというのだ。
「非常にな」
「まことに」
「そして頭も切れる」
 鉄人はライダー達のこのことも話した。
「そうした意味でも頼りになる」
「それ俺もですか?」
 休憩を摂っていた大文字は自分を指差して鉄人に尋ねた、変身したままであるがそれでも今は休んでいる。
「俺はあまり」
「いや、君もだ」
 鉄人は大文字に顔を向けて答えた。
「頭はそれなりにだ」
「切れますか」
「回転がよく気付くことに気付いてだ」 
 そうしてというのだ。
「咄嗟の判断も的確だからな」
「いいですか」
「そう思う、如月君もだ」
 彼もというのだ。
「非常にだ」
「あいつは頭が切れますね」
「かなりな」
「それであいつもですか」
「その頭のよさもだ」
 そのこともというのだ。
「武器になっている」
「このことはお勉強のことではないです」
 このことは小萌が話した。
「如月君は地頭がいいんです」
「当麻とは違うのね」
「はい、上条ちゃんは頭そのものが馬鹿です」
 インデックスに笑って話した。
「勿論お勉強もですが」
「そうなのね」
「ですが馬鹿であるからこそです」
「いいのね」
「上条ちゃんの場合は」
「馬鹿なら馬鹿でいい」
 鉄人は腕を組んで言い切った。
「人間はな」
「そうしたものなのね」
「それならそれで掴めるものがある」
 インデックスに強い声で話した。
「君もそれは見てきた筈だ」
「当麻を見て」
「そうではないか」
「そうだね、当麻いつも必死に動いてね」
「掴んできたな」
「凄いものをね」
「そうだな」
「いつもそうしているよ」
「吉井も同じだ」
 明久、彼もというのだ。
「あれでだ」
「いいものを掴んできてるの」
「そうだ、ライダー諸君の頭のよさは頼りになってだ」
 そしてというのだ。
「多くのものを掴んできているがな」
「馬鹿でもなのね」
「掴める、同じものではないが」 
 それでもというのだ。
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