第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その七
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「私達もいますから」
「これはまずいわね」
「それもかなりね」
タバサはキュルケの言葉に頷いた、三人で接近戦を行う二人を援護しているが。
目の前に紫苑が掴んで投げ飛ばして倒したゾディアーツの爆発を見て言った。
「私達も気をつけないと」
「巻き込まれるわ」
「この二人いつもこうだけれど」
「こと戦いになると」
「今はリムルが傍にいないから」
「物凄く不機嫌だからね」
「私達もですね」
樹林も言った。
「気をつけないと」
「巻き込まれるわ」
「そうなるわ」
「二人共いいかな」
ジェイクが変身しているフォーゼが来て言ってきた。
「ここは落ち着いてね」
「そうしてですか」
「周りを見てですか」
「そのうえでね」
二人と共に戦闘に入りつつ気さくに話す。
「戦っていこうね」
「そうですね、幾ら不満でも」
「ここにリムル様がおられずとも」
「落ち着くことですね」
「冷静さを忘れてはいけませんね」
「そうそう、適度に緊張してね」
そうしてというのだ。
「リラックスしてね」
「戦うことですね」
「周りを見て」
「リムルさんはちゃんとこの戦場にいるしね」
この場でなくともというのだ。
「だからね」
「はい、この場におられずとも」
「このカンネーという場所におられます」
「それならですね」
「どう思うことはないですね」
「そうだよ」
こう言うのだった。
「皆で一緒にね」
「連携をしつつ」
「そうしてですね」
「戦っていこうね」
「わかりました、それでは」
「機嫌をなおします」
二人はジェイクに冷静に応えた。
そうして顔を戻してだ、彼の言う通り落ち着いてだった。
戦っていった、樹はその二人を見て話した。
「流石ですね」
「ええ、ライダーの人だけはあるわね」
「見事よ」
キュルケもタバサも話した。
「あの二人をとりなおしてくれたわ」
「そして機嫌をなおしたわ」
「これで安心して戦えるわ」
「私達もね」
「はい、ですから」
それでというのだ。
「連携して戦いましょう」
「それではね」
「そうしていきましょう」
二人も頷いてだった。
連携して戦っていった、機嫌をなおしたディアブロと紫苑は鬼の様に強く援護する方も頼りになると思った。
そしてだ、こう話した。
「ジェイクさんともです」
「ええ、二人とね」
「合せていきましょう」
こう話してだった。
二人もライダーの言うことには頷いてだった。
機嫌を戻して戦っていく、そして。
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