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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その二

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「場所が場所だからな」
「ローマ軍の方にはしなかったか」
「負けたからな」
 そのローマ軍がというのだ。
「だからだ」
「そういうことか」
「そしてだ」
 歌星はさらに話した。
「これは余談だがカルタゴはここでは勝った」
「カンネーだとか」
「だが戦争自体にはな」
「負けたんだな」
「第二次ポエニ戦争にはな」
 この戦争自体にはというのだ。
「スサノオとの戦い全体でも勝つのは俺達だが」
「カルタゴはローマに負けたか」
「戦争自体にはな」
「一つの戦場で勝ってもな」
 如月は腕を組んで述べた。
「戦争自体に勝たないと駄目だな」
「それはわかるな」
「俺もな」
「そうだな、ではそうしたことも頭に入れてだ」
「戦うか」
「そうするぞ」
 こう言ってだった。
 ライダー達は変身した、そのうえで。
 ゾディアーツの大群が出て来たのを見た、それで川神舞は言った。
「じゃあここでもね」
「はい、戦いましょう」
 晴彦は微笑んで応えた。
「そうしましょう」
「それじゃあね」
「ゾディアーツのこともですね」
「頭に入れたわよ」
 舞は晴彦に笑顔で応えた。
「ちゃんとね」
「そうですね、それじゃあ」
「ええ、今からね」
「戦っていきましょう」 
 こう話してだった。
 戦士達はゾディアーツとの戦に入った、敵は数で来るが。
 戦士達は半月状の陣を敷いて戦う、一輝はその中で言った。
「この戦い方でいいよ」
「そうなのよね、ここでは」
「カンネーの戦いではね」
 ステラと共に戦いつつ話した。
「こうしてだよ」
「戦うことね」
「何しろ包囲されて」
 ローマ軍はというのだ。
「それで負けたけれど」
「カルタゴ軍はこの陣を敷いたのよね」
「最初はね」
「ここから囲んでね」
「ローマ軍を倒したからね」
 包囲殲滅、それを行ったというのだ。彼等の世界でもこの戦いは存在していて知識として知っているのだ。
「だからだよ」
「まずは敵の動きを受けて」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「戦っていこう」
「わかったわ」
「ただ包囲は出来ないな」
「そうね」
 レイティアはフリッツの言葉に頷いた。
「敵が後から後から来て」
「途切れないからな」
 二人で攻撃をしつつ話す。
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