第5話:生きている世界
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どうしたんだよッサチ!!今日なんだかいつもと雰囲気が・・・)//
そうして俺達は宿で食事をたしなみつつおしゃべりをした。
明日俺達は狩りもしつつ、サチの装備を購入しに街へ出掛けることにした。
その日の夜
キリト「フン!!」
ズ
バッズバッズバッズバッザシュッ
モンスター『ギャァァァァァァァァァァァ』
パリィィィィィン
キリト(なるほど・・・このスキルは確かに強力だ。だがまだ扱えきれない。もう少し練習が必要だな)チャキン
俺がこっそり28層でレベリングとソードスキルの練習を行っていた時だった。
???「お?キリトじゃねぇか!?」
キリト「!クラインか!?久しぶりだな!」ガシッガシッグッ
クライン「あぁ!!お前達最近随分と活躍しているようだなッ!」
キリト「まぁボチボチだな・・・」
クライン「ん?スズキの奴は一緒じゃねえのか?」
キリト「今はパーティメンバーと宿で休んでいる。俺は今レベリングをしている最中だ」
クライン「ほぇ〜。こんな夜中にレベル上げとはな・・・ってお前レベル高すぎんだろ!?・・いつの間にそこまで・・・」ガクッ
キリト(まぁほぼスズキのおかげだしな・・・)
久しぶりに会ったかつての友人クラインと会い、俺はそれまでの経緯を話合った。
オラァ!!ソレェェエ!セイッ!!
キリト「『風林火山』か・・・。いいチームだな」
クライン「だろ!多少遅れは取ったが、今じゃあ攻略組にも負けないぜ!」
キリト「ハハッ。だがまだまだアイツには遠く及ばないさ」
クライン「ぬぐっ・・・スズキの奴はまぁ・・・ホラ異次元レベルだろ?」
キリト「・・・・」
クライン「ん?キリト?」
キリト「アイツは凄い奴さ。アイツの言葉はいつだって多くの人の命、そして心をも救って来たんだと思う。アイツがいなかったらと思うと時々凄く不安になるんだ」
クライン「キリト・・・・」
キリト「もしあの時、アイツと出会ってなかったら俺は今頃ずっとソロで生き残ろうとしてただろうな・・・他のプレイヤーのことなんて何も考えずに・・・」
クライン「そうだな。アイツはスゲェ。だけど今じゃぁキリトも同じ気持ちなんだろ?」
キリト「・・・・そうかもしれない・・・。俺もアイツの言葉で救われた一人なのかもな」
そうして俺達はしばらく夜空の景色を見つめるのだった。
クライン「ま!何はともあれだ!お互い頑張ろうなッ。親友!」グータッチ
キリト「あぁ!ありがとう。クライン」グータッチ
そうして俺達は別れた。
スズキ「さーて♪そろそろ寝るかぁ♪」
ガチャ
スズキ「うん?」
サチ「ご・・・ごめんね。その・
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