暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜炎の双剣〜
第5話:生きている世界
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サチに言われたとおり俺は自分がなぜここまで強くなれたのか事の発端を説明した。

スズキ「ってなことがあってよぉ〜、あまりにもベータの中に居過ぎたせいで現実がこっちなんじゃないかって何回も焦ったぜ☆」
サチ「流石に15時間はやりすぎだよ・・・・体調管理もちゃんとしないと!」
スズキ「いやぁ〜俺ってばゲーム好きだからさぁ〜一度ハマるとやめられない性格なんだよなぁ〜♪」
サチ「もう・・・たまには外に出たほうが良いって〜」

しばらく話して行くうちにサチは徐々に自分の気持ちを表に出して行き、表情から少しずつ悩みも打ち解けて言った気がした。

スズキ「わりぃって♪まぁけど結構楽しかったぜッ!」
サチ「うーん私には無理かな・・・・ゲームは好きだけどそれを一人でずっとやり続けるって・・」

スズキ「元々俺は一人の方が好きだったからな・・・そっちのほうがこう達成感があった。・・・前まではな」
サチ「前までは?」

スズキ「この世界に来てわかったんだ。一人でやるよりもいろんな人と出会って助け合ったほうが良いなって」
サチ「いろんな人・・・・」
スズキ「一人じゃ気づけなかったこともよぉ、周りと協力して達成した方がより多くのものに気付けたんだ。キリトやディアベル、アスナ、キバオウのおっさん、エギル、クライン。そしてここにいるケイタやテツオ、ササマル、ダッカー、そしてサチ。お前も含めてな」
サチ「私も・・・?」
スズキ「みんなで戦って笑って怒って、時には泣いて悲しんで。その時思ったんだ。ずっとこうやってみんなの"生きている世界"を見たいって。だから俺は決めた。戦って・・俺自身の力でみんなを助けるって」
サチ(助ける・・・みんなを・・・)

スズキ「全部は無理であってそれはただの傲慢なのかもしれない。だけどそれでもいい。俺は俺の手の届く人達を助けてやりたい。きっとその想いが俺自身をより強くしてくれてんるんだと思う」
サチ「・・・やっぱりスズキは凄いや・・・私なんかじゃなれないよ・・・」

スズキ「何言ってんだよ?サチはサチだろ?」
サチ「え・・・?」
スズキ「俺にならう必要なんてねぇってことさ。サチにはサチの良いところがあるだろ?」
サチ「た・・・例えば・・?」
スズキ「まず自分の弱さを知っているところだな。弱さを知る人間はいつかきっと強くなれる。だって自分の弱さを知っている人間ほど周りのやつらの力になれるだろうし、自分も学べるものがより増えるはずだ」
サチ「確かにそうかもしれない・・・けど私はの場合本当にただ弱いだけかもしれないよ?」
スズキ「サチは弱くなんかない。さっきカマキリのモンスターに攻撃された時だって逃げようとはしなかっだろ?それがサチが弱くなんてない何よりの証拠だ」
サチ「そ・・・そうなのかな・・?」
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