第4話:攻略よりも大切なもの
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うして俺とキリトは一旦パーティを解散し再度月夜の黒猫団のパーティメンバーに入ることにした。
半年ほど前・・・
ヒースクリフ「マズイマズイマじゅい!・・・・!どうする!なんだあのプレイヤーはッ!!第10層のボスをほぼ一撃で・・・!」
男ヒースクリフの中の茅場明彦は大きく混乱していた。
依然彼は第10層でスズキと初めて対面し、その強さを身をもって実感したのだ。
ヒースクリフ「強すぎるッ!!しかもよりによってβテスター内では強すぎて廃止したはずの双剣をなぜ彼は持っているんだッ!!くぅ・・・・私とした事がこんな重大なミスをッ」ガン
そう。
実はスズキの操る双剣とはβテスター内において最強の武器だったのだ。
攻撃・防御を自由自在に同時に行えるうえにソードスキルにおける最大火力はβテスター内では間違いなく最強クラス。
しかしその分扱いが困難なため誰も扱おうとは考えなかった。ただ一人を除いて。
故に本作SAOにおいては廃止をしたはずだったが、何らかの不具合によってこの世界で一つだけ実在してしまったのだ。
ヒースクリフ「このままでは私が倒されるのも時間の問題!!どうするどうするどうするどうする!!?」
いくら自分がゲーム開発者とはいえ一人のプレイヤーのステータスまでは操作できない。
システム管理者権限によるプレイヤーへの干渉ができるのはせいぜい他プレイヤーの麻痺や毒などの状態異常による機能停止のみ。
しかしそれは頻繁に使っては怪しまれてしまう。
ヒースクリフ(彼ほどのレベルなら状態異常無効化のスキルを持っていても不思議ではない・・・システムアシストを搭載したとしても勝てるヴィジョンが・・・・)
彼は考えに考えた。
30分後
ヒースクリフ(そうだ!彼をこちらに引き込もう!そうすれば私の支配下で動かせるはずだ!攻略にあまり加担できないようにすれば・・・)
数日後
ヒースクリフ「やぁスズキ君。以前ボス攻略の際一度会ったね。改めて血盟騎士団団長を務めるヒースクリフだ。よろしく」アクシュ
スズキ「は・・・はぁ。スズキです。よろしくお願いします」アクシュ
オイオイ!!ヒースクリフダッテ!?スゲェ!!ナマデハジメテミタ!!オーラヤべェ!
トナリノヤツハダレダ?アクシュシテルゾ!?トリハダヤべェンダケド!!
スズキ「スゲェなアンタ。注目の的じゃねぇか。メッチャ強いんだろ?」
ヒースクリフ「フッ。君ほどじゃないさ」
スズキ「ん?」
ヒースクリフ「今回君に会いに来たのは他でもない。スズキ君。私率いる血盟騎士団の一員にならないか?」
スズキ「え?」
ヒースクリフ「君の力は十分に熟知
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