暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜炎の双剣〜
第4話:攻略よりも大切なもの
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ユリエール「いえ・・・そんなことはありませんわ」//

ありゃ完全にディアベルに惚れてるな。
まぁディアベルは真面目で正義感が強くリーダーシップもあってイケメンだしな・・・
チクショー!!いいとこばっかじゃねぇか!!

ディアベル「今日みんなに会いに来たのは他でもない。スズキ君を僕達『蒼聖の盾』のリーダーにしないかということだ」
シンカー「!」
ユリエール「!?リ・・・リーダー?」
コーバッツ「本気かよッ!?」

まぁみんなが驚くのは無理もない。
だって今日急に現れたガキが急にリーダーになるっていうんだしな。

シンカー「そういうことなら僕は賛成ですよ!」
コーバッツ「俺も賛成だ。リーダーがそこまで言うってんなら否定はしねぇ」
キバオウ「ワシはまぁ言わんでもわかるやろ!!大歓迎やで!!スズキはん!」

あれ?意外と迎えられてる?

ディアベル「意外かい?別に不思議ではないよ。君自身の力は彼らもよく知っているからね。何より彼らも君に助けられた身もであるからね」
スズキ「俺が?」
ディアベル「正確には、君の"人々を助けるという想い"が彼らを救ってくれたんだ。あの時僕の手を取ってくれた君がいたからこそ今の彼らがいるんだ」

そうだったのか・・・・俺の知らないところでもちゃんと助けられた人がいたんだな。

ユリエール「私も賛成です。例えリーダーが変わっても・・・ディアベルといられるなら」//
ディアベル「うん?僕がどうしたって?」キョトン
ユリエール「な・・・なんでもありませんわ!」//

この感じだとユリエールさん片思いって感じだな。まぁディアベルってそういうとこ鈍感そうだし

ディアベル「みんなは賛成の意見だ。スズキ君。あとは君の意見だけ」










スズキ「ありがとうディアベル。だけど俺はこの提案は受けられない」




キバオウ「!?」
シンカー「そんな!」
ディアベル「・・・理由を聞いても良いかな?」

スズキ「まずこの『蒼聖の盾』はディアベルが作ったんだろ?だったらそれは他でもねぇアンタがリーダーをすべきだ。二つ目は単におれ自身がリーダー的ポジするのが苦手なだけ。昔からあまり誰かのリーダーになった事もないしやろうともした事も無いんだよな。俺は自由にのんびりしたい派だからな。スマン」

流石にこんなこと言ったら怒るんだろうか・・・

キバオウ「ワシは別に構わんぞ。スズキはんのしたいようにすればいいで!」
シンカー「そうですね。無理にリーダーを任せるのもこっちとしては不安は積もります」
スズキ「まぁそうだよな。だからやっぱりリーダーはディアベルのほうが良い。それでいいか?」

しかし彼らはそれでさえ許してくれる。
なんていい人
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