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ソードアート・オンライン〜炎の双剣〜
第4話:攻略よりも大切なもの
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突如数十名のプレイヤーが俺に押し寄せてきた。

スズキ「オイオイ!!ちょ・・・・・なんだよこの人達は!!?」

ディアベル「この人達はみんな君に命を救われたプレイヤーなんだよ。スズキ君」

よーく見れば確かに見覚えがある。
この数ヶ月で助けられたプレイヤーの数はおおよそ3000人ほど。
何人か犠牲者はでてしまったものの、俺達の手の届く命を助けてきた。

ディアベル「君達に救われたプレイヤーは君達に憧れて今ではこの『蒼聖の盾』に所属している」

マジかよ・・・・多すぎだろ・・・・勢力だけで言えばSAO最大レベルじゃねぇか?



???「お!珍しい顔振りやなッ!!」

スズキ「!キバオウのおっさん!」

そういえばこの人もこのギルドに入ってたんだ。

キバオウ「ひっさしぶりやな!おっと紹介するで!コイツらはこのギルドのサブリーダー的ポジや!今ワシらは各拠点に分かれて活動規模を広げてるねん!ホラ!挨拶せんか!」

シンカー「は・・始めまして。シンカーと申します」
ユリエール「私はユリエールです。此度は来て頂きありがとうございます」

シンカーと名乗る一見穏やかな細身の男、そしてユリエールと言う怜悧で長身の美女が挨拶をしてきた。

コーバッツ「俺はコーバッツだ!!よろしくなッ!スズキ!」

ゴツン 

キバオウ「アホウ!さんをつけんかい!さんを!」
コーバッツ「イテッ!!殴らなくて良いじゃねぇかキバオウさんよぉ・・・俺はただ自分より年下の人間に敬語は使わんだけだろうに!」
シンカー「まったく・・・相変わらず頑固な人だな・・・・」
ユリエール「すみませんスズキさん。決して悪い人じゃないんですが・・」
スズキ「いや全然いいですよ!」

コーバッツと名乗る大男に呆れる二人であったが彼らは決して険悪な仲ではなさそうだ。


ディアベル「皆さん!任務お疲れ様です!」
キバオウ「ディアベルはん!」
シンカー「リーダー来てたんですね!」 
ユリエール「あぁ・・お勤めご苦労さまです・・リーダー・・・」//

あれ?ユリエールさん明らかに顔赤らめてないか?
まぁ気のせいか・・・

コーバッツ「なんだよリーダー!来るんだったら連絡くらいしろよなッふべしっ」バキッ
ユリエール「コーバッツ?リーダーの前では必ず敬語を使えとあれほど言ったはずですが?」ニコッ
コーバッツ「ひ・・ヒィッ!わ・・悪いリーダー!」ガクブル

あのうユリエールさん?メッチャ笑顔が怖いんですが・・・
俺もディアベルにはほぼタメ口なのですがそれは大丈夫なのでしょうか・・・

ディアベル「まぁまぁ。別に俺は構わないさユリエール。リーダーって言われるほどでもないし」

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