落ちる閃光、動く最強の賢者と魔法使い!
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深く、鋭い物だった
箒は全身が冷たい氷の様になっていくような錯覚に囚われる。
それはセシリア達も感じていた
「てめぇ・・・閃輝の一番近くにいて、何もせず、逃げ帰ってきただと?
ふざけんじゃねぇぞ小娘・・・」
闇夜は箒の胸倉を掴み、持ち上げた、幾ら少女と言えど一人と軽々と、自分の目線まで
持ち上げる闇夜の腕力は、凄まじい。箒はじたばたと動くが、真正面から闇夜の
鋭い目で睨まれた瞬間、全身から力が抜け、動けなくなった。
そして魔理沙が八卦路を取り出し、箒の後頭部に構える
「私達の大切な弟を置き去りしただと・・・?ふざけるんじゃねぇよ・・・
私がどれだけ閃輝の事を大切に思ってると解ってるのか・・・」
魔理沙の言葉には何時もの様な、陽気で優しい雰囲気は無かった。もう
何をする事も厭わない物言いだった。そして八卦路に光が灯っていく
マスタースパークの発射体制に入ったのだ
「・・・ぶっとんで反省しやがれ!!」
闇夜はそのまま背負い投げの勢いで、箒を砂浜に投げ付けた、箒は綺麗な
方物線を描き、そのまま地面に叩き付けられた
「かぁ・・・!!」
箒は大きく呻き声を上げた、そして間髪いれずに魔理沙が箒に跨って、箒を持ち上げた
箒の身体は3mは浮き上がっている
「はぁあああ!!」
魔理沙はそのまま、地面に箒を叩きつけた。箒は衝撃と痛みで、意識が吹き飛び
気を失った。鈴達は箒に近寄る。
「だ、大丈夫ですか!?」
「しっかりしなさいよ!!」
鈴とセシリアは箒を抱き起こすが、箒は気絶したまま反応しない
その間に闇夜と魔理沙は身体を浮かせていた
「さあ、福音を落とす」
「兄ちゃん、私に福音を落とさせてくれ。あいつは私がやる」
「解った」
そう言うと闇夜と魔理沙は、一気に加速して空の彼方へ消えていった。それは閃輝と
箒が出撃した時の速度を上回る速度であった。
「・・・シャルロット、お兄様は学園にいるべきなのか・・・?」
ラウラは、鈴達が箒を旅館に運んでいる時に、シャルロットにそう聞いた
閃輝がIS学園に居るから、閃輝はストレスなどが溜まり易くなっており、更には
今回のような事も起きてしまった。ラウラは閃輝は幻想郷に居るべきではないのか
っと考えていた
「・・・僕もそう考えてた・・・でもさ、それを決めるのは閃輝だよ」
ラウラとシャルロットはその言葉に後ろを向くと、そこにはさとりとレミリアが
立っていた。
「見えたぞ」
闇夜がそう言うと『銀の福音』は膝を抱えるような体制をとっていた
まるで母親の胎内に居る、胎児のように
「まずは俺が攻撃を仕掛ける、いいか?」
「おう」
闇夜が掌に光を収束させて、光球を作り出し、
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