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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
落ちる閃光、動く最強の賢者と魔法使い!
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避けてしまったらそれが全て、箒に襲い掛かる。閃輝は自分より外界のであるが
友人の事を最優先にした。

「がぁぁああ!!!」

閃輝の身体には、激痛が走る。フランと戦った時よりは弱い痛みだが
閃輝の身体に一気にダメージが蓄積されてしまった、全身に焼きつくような痛み
身体を引き裂かれるような痛み。閃輝はその痛みに意識を手放してしまった。
閃輝の身体は『ファンタズム・ナイト』を纏ったまま重力に従って海面に向かっていった。
その光景を見た箒は、大声を上げた

「一夏ぁぁぁああああああ!!!」

すぐさま助けに向かおうとするが、福音が立ちはだかる、そして箒の本能が
ある言葉を思い浮かばせる

あんなに強い閃輝が・・・

そうだ、このまま逃げれば私は助かる!

そうだ!そうしろ!

っと逃走本能がそう箒の理性に呼びかけてきたのだ、箒は本能を押えつける事が出来ず
本能に従ってそのまま、猛スピードで空域を跡にした。
閃輝は海に没し、そのまま沈んでいった・・・

「何故だ!?何故お兄様を置き去りにしたぁ!!?」

たった一人で戻ってきた箒に、ラウラはマグマのような怒りが煮えたぎり
箒の胸倉を掴んだ。箒は顔を背けたまま、何も言わない
何も言わない箒に、ラウラは更に怒りがあふれてくる

「貴様ぁ!何か言ったらどうだ!!?」

激昂するラウラを鈴とセシリアが箒から無理やり引き離す

「ちょっと落ち着きなさいよ!」
「ラウラさん!少し冷静に!!」

二人に両脇に腕を入れなれ、動きを封じられるラウラは身体を大きく動かして
二人を振り払おうとする

「ええい!離せ!私は!私はお兄様を置き去りしたこいつを許さない!!」

するとシャルロットがラウラの肩に手を置いた

「シャルロット!お前を私を邪魔する気なのか!!?」
「うん」

シャルロットははっきりと言うと、ラウラの怒りの矛先はシャルロットに変わった

「何だと!!?お前は何も思わんのか!?」
「そんな事無いよ、でもさ、一番辛いのは闇夜さんと魔理沙さんだよ」

その言葉にラウラは冷静さを取り戻した、確かに一番辛いのは、今まで共に生活してきた
闇夜と魔理沙だ。自分達は助けてあげるだけの力を持っていたのにも拘らず
何も出来ずに、ただただ見る事しか出来なかった二人が一番辛い。

4人が沈黙している時、闇夜と魔理沙が現れたが、明らかに様子が可笑しい
二人からは、怒りと殺気にも似た覇気が出されている。

闇夜は普段見せないような険しい顔つき、魔理沙の顔は帽子を深く被っている為
確認出来ないが、おそらく険しい顔付きになっている事だろう。

「・・・篠ノ之 箒」

闇夜が声を発した、その声は以前、閃気が発した声よりも
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