落ちる閃光、動く最強の賢者と魔法使い!
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行動に心配したか、優しく声をかけた。魔理沙は不安そうな表情をしている
「何だか嫌な予感がするぜ・・・確証は無いけど・・・」
閃輝と箒は、『銀の福音』に近づきつつあった。その証拠に前方から、きらりと光る
何かが見えた。全身が白く輝く白銀のボディ、背部にまるで翼を思わせるような物
あれこそ、今回の目標『銀の福音』
「さっさと終わらせよう」
「先に私が仕掛ける!」
箒は意気込んで、加速して、両手に武器を展開する。『銀の福音』はそれに反応し
体を後ろに引くように、移動して箒の斬撃を避けるが、箒も間髪要れずに
素早く腕を振るって、福音に向けて剣を振るうが、それは僅かにボディを掠めただけで
次の瞬間に待っていたのは、福音からのカウンターパンチであった。
凄まじい速度で打ち込まれたパンチは、綺麗に箒の腹に食込むように決まり、箒は大きく
後方に向かって弾き飛ばされた。
「ぐっ・・・!!」
箒は呻きながら、何とか体勢を立て直すと、閃輝が後ろから抱きとめるように受け止めた
「大丈夫か?」
「ああ、問題ない。まだ行ける!」
「今度は俺が行く」
閃輝は冥神剣を引き抜き、速度を上げて福音に突撃しようとするが福音が高速で回転し
ウイングスラスターに付けられている砲塔を全て開きそこからエネルギー弾が放ち
閃輝達に襲い掛かる。閃輝は迷った、自分ならこの程度、簡単に避ける事は容易い
箒はそうはいかないまだ、『紅椿』を完全に使いこなせていない。
能力を発動するにも、いかにも不自然で下手を打てば、兄達に迷惑をかける事になる。
迷った閃輝は、剣をしまい八卦路を取り出した。
「箒、後方に退避しろ。これは俺が打ち落とす」
「これを!?・・・なるほど、あれか。了解した!」
箒は閃輝が持っている八卦路を見て、これから使用とした事を察して後方へ下がった
閃輝は八卦炉に霊力を集中させ、八卦炉には虹色の光を放ち始め、八卦路は
霊力に満ち溢れていく。そして霊力を充填しきった時!
「マスタァァア!スパァァァアアアクッ!!!」
その声と共に、八卦炉から虹色の美しい色をした極太のレーザーが放たれたが
トーナメント時に放ったマスタースパークに比べ、かなり太い。全ての弾を
打ち落とす為に、拡散型のマスタースパークを撃つしかなかったのだ。レーザーは
福音が放ったエネルギー弾を全て飲み込み無へと返したが、次の瞬間!更なら弾が
襲い掛かってきた!福音が間髪いれず、追撃を行ったのだ。が閃輝の動きは酷く鈍い
嫌、動けないのだ。マスタースパークの唯一の弱点、それは使用中と使用後の
僅かな間、スピードが極端に落ちてしまう事。
「しまっ!」
閃輝は能力を発動して、回避を試みようとしたが、自分の後ろには箒がいる
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