第五百二十二話 エル=アラメインの勝利その八
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「彼のことをね」
「これからもですね」
「大事にしてあげてね」
「わかりました」
「それではね」
「休憩が終われば」
その時にとだ、エミリアは凪に答えた。
「行ってきます」
「そうしましょう」
「凪さんもですか」
「ええ、行くわ」
昴を助けにというのだ。
「そうするわ」
「昴君のところには送られるだけ送らせてもらいます」
理詰夢は冷静な声で話した。
「そうします」
「そうしましょう」
有子も言ってだった。
彼等も昴を助けた、そうした戦いの中の一幕もあった。そして。
アンクはオーズに戦局を見て言った。
「いいな」
「ああ、メダルだな」
「受け取れ」
こう言ってだった。
アンクはオーズに戦いつつメダルを投げた、メダルは上をくるくると飛んでそうしてオーズの手に渡り。
オーズはセットしてそのフォームになって戦う、アンクはその彼に対して冷静な声でさらに言った。
「最強フォームはだ」
「まだか」
「それは取っておけ」
こう言うのだった。
「あいつとの戦いまではな」
「スサノオとのな」
「だからだ」
それ故にというのだ。
「今はだ」
「このフォームでだな」
「戦え、いいな」
「そうするな」
「私達もいるしね」
夜桜ヒメも言ってきた。
「力を合わせてね」
「今はな」
「戦っていこう」
「そうだな、一人じゃなくてな」
「皆でね」
「最強フォームはまだいい」
アンクの言う通りだとだ、雷真は話した。
「それはな」
「切り札はな」
それはというのだ。
「然るべき時にだよな」
「切るものだからな」
「おう、アンクさんの言う通りだ」
「全くだ」
ラプラスとシュレディンガーは後方から言ってきた。
「火野さんも今はな」
「最強フォームじゃなくていいな」
「そうして戦って」
「グリード達を倒していこうな」
「敵はまだ尽きない」
又吉も今は冷静である。
「なら地道にだ」
「そうだ、俺もそれはわかっている」
アンク自身も言う。
「だから今回はだ」
「さっきのメダルなんだな」
「そうだ、その時に相応しいメダルを出してやる」
こうオーズに話した。
「だからいいな」
「このまま戦っていくな」
「そうしろ」
こう言ってまたメダルを渡す、オーズはアンクと共に戦い彼の渡すメダルを使ってその力を発揮していた。
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