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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第五百二十二話 エル=アラメインの勝利その四

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「ではだ」
「ええ、下がってね」
「手当てを受ける」
「後は任せてくれよ」
 土門も砂漠の上から言ってきた。
「そうしてな」
「そのうえでだな」
「手当てが終わってからな」
「また戦えばいいな」
「そうしてくれよ」
「ではな」
 ターリャは後方に下がった、そして。
 その穴を他の戦士達が埋める、ひまわりが来て言ってきた。
「来たわ」
「お願いするわ」
「空は任せるな」
 風子と土門はそのひまわりに話した。
「俺達は跳べるけれど飛べないからな」
「そっちは頼むわね」
「わかったわ」 
 ひまわりは目をきっとさせてだった。
 空からの攻撃に入った、そして。
 隣で飛び回り縦横に攻撃を行うバーズに言った。
「後藤さん、私もいるから」
「前に出ないでか」
「一緒に戦おう」
 そのきっとなった目で語った。
「そうしよう」
「そうして下さい」
 エリナも地上から言ってきた。
「後藤さんは前に出過ぎです」
「命令か」
「はい」
 エリナはその通りだと答えた。
「上官として」
「わかった、ならだ」
 上官と言われてだ、後藤もだった。
 頷いて下がった、そのうえでひまわりの隣に来てそこから戦ってそのうえで仲間達に対して言った。
「やっぱり俺はすぐにな」
「頭に血が上ります?」
「そうだっていうんですね」
「どうしてもな」
 風子と土門に答えた。
「そうなる、しかしな」
「そこは抑えて」
 ひまわりは真剣な顔で告げた。
「くれぐれも」
「さもないとそこからしくじるな」
「そうなるから」
 だからだというのだ。
「迂闊に前に出ないで」
「それ城戸さんや葛葉さんもですが」
 こう言ってきたのは雪だった。
「冷静にです」
「戦うべきだな」
「そこがまたよさでもあるんですが」 
 雪は自然と微笑んでこうも語った。
「くれぐれもです」
「自重だな」
「それを忘れないで下さい」
「そうする」
「だから後藤さんには私がいます」
 エリナがまた言ってきた。
「いざという時にはです」
「命令をされてですか」
「抑える様にしています」
 前線に出て持ち前の体術で戦う雪に話した、彼女に風子と土門が連携して戦ってグリード達を倒している。
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