243 四聖獣の加勢
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かる。そして巨大鳥もディズレーリを襲う。
「直ぐにくたばってたまるか!」
ディズレーリは再び本から結界を発動させる。
「この忌々しい鳥め!焼き鳥にしてやる!」
ディズレーリは炎を出して鳥に向けて焼殺しようとした。しかし、その炎撃はその鳥には効かなかった。
「な、なぜだ、なぜ効かない!?」
「その鳥は朱雀。四つの神の一つ。炎の攻撃は効かないわ」
「何!?」
その時、ディズレーリの手から本が離れた。のり子の人形の念力で本を操作したのだった。
「留めだ!」
石松が飛びかかる。ディズレーリを両断した。
「な・・・!!」
ディズレーリは消滅した。
「あとはあれね」
かよ子はゴジラとモスラを葬った後、ラドンと交戦する関根の元へ急いだ。関根はラドンに対して対処しきれずにいた。
(くう、斬りつけても意味がねえか・・・!!)
その時、隆盛が出した狛犬が襲う。そして関根の前に黒い亀のような物体が現れた。
「これは一体・・・!?」
「それは玄武。四つの聖獣の一つよ。守りが得意なの」
加勢に訪れた少女が説明した。 玄武はラドンに対抗する。ラドンが羽ばたき、ソニックブームをかます。だが、玄武がそれも全て防御する。そして横から岩が飛んできた。
「ギエエエ!」
ラドンの右の翼に当たる。
「関根さん!」
かよ子がアルフレートの短刀で岩を操る能力を行使していたのだった。
「よし、終わらせてもらうよ!」
関根は刀をもう一度一振りする。そして利通が碁石をだして白石2個を黒石で挟んだ。ラドンは地面に叩きつけられる。そして関根の刀から衝撃波が現れ、ラドンを戦闘不能にした。そして大野の草の石によって出現した太枝がラドンを叩き、雷の石で更に電撃を喰らわす。ラドンは消滅した。
「お、お前ら・・・!!」
「和光晴生!後はお前だけだ!!」
椎名が羽根から降りて関根と共に警察コンビで攻め寄る。
「か、簡単に捕まってたまるか!!」
和光は携帯型ビデオカメラから何かを出現させた。三つの首、二本の尻尾、黄金色の鱗、そして羽を持つ怪獣だった。
「また怪獣かよ!」
「あばよ!」
和光はその怪獣によって逃げようとする。
「待て!」
皆は追おうとした。
「杖はどこにあるの!?」
かよ子は追いながら和光に問答した。
「さあ、知っていてもお前達に言うかよ!キングギドラ、やれ!」
キングギドラは稲妻型の引力光線を放つ。
「な・・・!!」
かよ子は意識もせず自然と武装の能力を発動させた。引力光線を跳ね返す。しかし、その光線の光があちこちに放たれ周囲が見えなくなってしまった。
「あの人はどこ・・・!?」
かよ子は和光を見失ってしまった。
「山田かよ子、見失った者は追っても時間の無駄となっ
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