第五百二十一話 ボズワースの激戦その六
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(そっちでも)
「だからいいとしよう」
「そういうことですね」
「それに彼女もまた仲間だ」
今度は心の中で呟かないで話した。
「それは言わないことも大事だ」
「というよりかですわ」
クラウディアが面白くなさそうに話した。
「イギリスやそれぞれの世界で似ている国のお料理はやたら言われますわね」
「もうそれは仕方ないとしてだ」
アインズはクラウディアにも話した。
「納得してだ」
「やっていくべきですの」
「それでも美味いならな」
それならというのだ。
「いいではないか」
「そう考えてですの」
「やっていこう」
「そうですのね」
「うむ」
(もうまずいのはその人それぞれの調理だしな)
アインズはまた心の中で述べた。
(セシリアなんかもう仕方ないな)
「それでどうだろうか」
「そこまで言われるなら」
クラウディアも頷いた。
「わかりましたわ」
「ではな」
「食べればいいとは言わない」
左のダブルもいて言ってきた。
「やはり美味いとだ」
「それだけですね」
「いい」
大兎に答えた。
「俺もな」
「特にコーヒーですね」
「俺はな、イギリスだがな」
「イギリスは紅茶の国ですからね」
「コーヒーが美味いとな」
それならというのだ。
「俺としてはだ」
「いいですね」
「料理も美味いなら尚更だ」
言いつつビーフシチューを食べる。
「これもな」
「実際このビーフシチュー美味しくて」
ヒメアは笑顔で食べている。
「幾らでも食べられますね」
「そうだな」
「サンドイッチも」
「ならどれも食べてな」
「そうしてですね」
「それから寝よう」
「わかりました」
ヒメアは笑顔で応えてだった。
ビーフシチューもサンドイッチもデザートのオレンジや林檎も食べた、そうして休む者達は休んだ。
戦闘は二日目に入っていた、ゴウセルはフィリップのダブルに言われていた。
「ゴウセルさんは左に行って下さい」
「そちらか」
「はい、そちらに行ってもらって」
そうしてというのだ。
「戦って下さい」
「わかった」
ゴウセルはポーズを決めて応えた。
「そうさせてもらう」
「それでは」
「そっちには団長がいるな」
「おう、いるぞ」
メリオダスは右手を挙げて言ってきた。
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