第五百二十一話 ボズワースの激戦その二
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「他の戦場とな」
「そう思えばいいのですわね」
「俺はそう思うけれどな」
「そうだよ、だからな」
「わたくし達はですのね」
「ヘン何とかさんになればいいんだよ」
「ヘンリーさんですわ」
セシリアはそこは突っ込みを入れた。
「ヘンリー七世ですわ」
「その人だったな」
「そうですわ、兎に角勝ったのはですわね」
「ヘンリーさんでな」
「リチャード三世が敗れたことは気にしないのですわね」
「戦いの勝敗なんて常だろ」
カイトはまさにそうだろうという顔でセシリアに話した。
「だからな」
「それもそうですわね」
「ああ、それじゃあな」
「そういうことで、ですわね」
「やっていこうな」
「わかりましたわ」
「そうね」
綾火はカイトの言葉に頷いた。
「それじゃあ私達はヘンリー七世になりましょう」
「ああ、そうなろうな」
カイトは綾火に微笑んで頷いてだった。
戦場となる場所を観て回った、その後で。
訓練を行い決戦の時になるとだった。
戦士達は陣を敷き敵を待った、そして敵が来るとライダー達は変身しそれを合図として戦いに入ったが。
ガビルは自分の三又のトライデントを操りつつ和真に問うた。
「和真殿、問題ありませんな」
「ああ、はじまったばかりだしな」
和真は矢を放ちつつ応えた。
「全く傷を受けてないぜ」
「それならよいですな」
「ガビルさんもな」
矢でガビルを援護しつつ応えた。
「大丈夫だよな」
「心配無用ですぞ、吾輩もこの通り」
トライデントから水流を出してドーパミン達を薙ぎ倒しつつ応えた。
「今は無傷でありますからな」
「どんどんやってやりましょう」
「敵は次から次に来ますし」
「ここで男の見せどころだな」
「そうであるな、吾輩何故かおなごにはもてぬ」
このことをここで言うのだった。
「強きところを見せなばな」
「ガビル殿は好人物なのだが」
ダクネスは彼の援護をしつつ話した。
「しかしだ」
「あまりデリカシーがないんですよね」
ウィズが話した。
「どうも」
「和真と違っていやらしくはないが」
「おい、そこで俺か」
「実際下衆い、それがいいが」
ダクネスは自分の嗜好も語った。
「未成年でも容赦しないしな」
「時々私も見てるから」
霞も援護で魔法でぬいぐるみの大きな熊を使いながら話した。
「視線がいやらしくて」
「あんたには何もしてないだろ」
「スチールしたらぶっ飛ばします」
「何もしてない相手にはしないからな」
和真もそこは断った。
「誰彼なしにそんなことするか」
「しそうですよね」
「全くだ」
ダクネスは霞の言葉に頷いた。
「霞の言う通りだ」
「そうですよね」
「貴殿とは本当に話が合うな」
「ずっ
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