第92話
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フルパワーの銀髪の身勝手に変身し、グラノラと相対する。
「(急所が…見えない!?)な…何だ…その姿は」
完全の身勝手の状態では流石のグラノラの右眼でも急所が見えない。
「完全な身勝手の極意だ。すまねえがこの姿でいられる時間は短え、一気にカタを着けさせてもらうぞ」
悟空が少しだけ浮上した直後に悟空の蹴りがグラノラの顎を蹴り上げた。
そのまま超最適化した動きと攻撃でグラノラの攻撃を捌いて一気に叩きのめす。
最後には拳圧を連続で喰らわせ、沈黙させた。
「(前よりも少し余裕があるかもしれねえ…)」
フルパワーの身勝手は時間経過で精度が大きく落ちていく。
それでも自由に変身出来るようになってから何度も界王拳を発動した悟林と手合わせし、何度もその凶悪な攻撃を捌いていたからか初めてフルパワーの身勝手を使った時よりもずっと精度が落ちる速度が緩やかだ。
そのままグラノラに近付く。
「サイヤ人がここまで強くなっているとは…想定外だった」
「おめえも信じられねえぐらい強かったぞ。どうやって鍛えたか教えて欲しいぐらいだ」
自分は天使のウイスに鍛えてもらってここまで強くなれたのに天使の教えもなくここまで強くなった方法には興味がある。
「…どうやらサイヤ人を舐めて掛かっていたのは俺の方だったみたいだな。」
「今はこれでお終いかもしれねえが、修行してもっと腕上げたらまた挑めばいいさ。おめえはそんなに悪い奴じゃなさそうだし」
「…勘違いするなよサイヤ人…俺が負けたと何時言った?」
「?」
「俺は舐めて掛かって失敗したと言ったんだ。最初から力を分けるべきではなかった…とな」
「力を…分ける?」
グラノラの言葉に悟空は目を見開く。
「今、お前の目の前にいる俺は…俺であって…俺じゃない」
「何を言ってるんだ?おめえ…」
「俺は本体から力を分けた…分身で…ただの幻だ」
「なっ?」
消えてしまったグラノラ。
驚く悟空に違和感を感じていたベジータが周囲を探し、本体を発見した。
「カカロット!本体はこっちだ!!」
「な…何だって…」
ベジータが本体の方を見た瞬間、悟空は悪寒を感じた。
グラノラの貫手が悟空の胸に直撃し、次の瞬間拳が叩き込まれた。
勢い良く吹き飛ばされる悟空。
仰向けに倒れている悟空に向かっていくグラノラ。
「来るフリーザ戦に体力を残しておくため、お前らには分身と闘わせていたが…結果的に良い時間稼ぎになった。銀髪の変身は時間が経つにつれ技の精度が落ちていったからな。必ず隙が出来ると思っていた」
「なるほど、カカロットの消耗を待っていたのか…随分と姑息な手を使うじゃないかシリアル人さんよ。ど
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