第3話:チーターどころやない
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スズキ「だったらそれでよくね?ディアベルが責任を感じる必要はなくないか?!だって誰も死んでないんだし」
ディアベル「結果的にそうなったがもしあの時君がいなければ???」
スズキ「だとしてもだ。俺はディアベルを責めやしない。だって仲間を助けようとした奴のどこが悪いってんだ!もしそんなやつがいるってんなら俺が直々にぶっ飛ばしてやるぜッ!」
彼は???スズキは僕の事を許してくれている。
ディアベル「はは???君には敵わないなぁ???」
それだけ言うと僕は持っていた酒を一杯口に含んだ。
スズキ「???アンタはスゲーよ」
ディアベル「え?」
スズキ「ここにいるみんなが今こうして一つになって楽しく笑って話したり酒を飲んだり美味しいものを食べられるのは他でもないアンタがまとめ上げてくれたからさ」
ディアベル「??????」
アハハハハハ!!最高だぜ!!ガッハッハッハッハ!!
スズキ「そのアンタの力をこれからもこのデスゲーム解放の為に使って欲しい。これはアンタにしかできないことだ。少なくとも俺はそう思うぜ!ディアベル!」
気付けば僕は泣いていた。
スズキ君のその言葉に僕は救われたんだ。
だけど彼の目の前で泣きじゃくってなんかいられない。
ディアベル「ありがとうスズキ君。これから僕はみんなを助けるために尽くすよ!」
スズキ「おう!頑張ってくれよ!」
ディアベル「うん!よければフレンド交換しないか?」
スズキ「いいぜ!」
その時スズキは知らなかった。
現段階で正式にフレンド登録をしているのはキリトとクラインのみ。
フレンド登録をすると相手の情報も見ることができる。
つまり????
ディアベル「へ?れ???レベルひゃ???ひゃくにじゅう??いち??????」ガクガクブルブル
ピーーーー
バタン
スズキ「え?ディアベル?どした?」
エギル「た???大変だ!ディアベルのHPが0に???!」
キバオウ「ディアベルはぁぁぁぁぁん!」
なんかディアベルが急に倒れてポリゴン化しそうだったから急いで俺の蘇生薬で復活させておいた。
あぶねーあぶねー
後に復活したディアベルはこう呟いた。
ディアベル「り???理不尽だ???」
同じベータテスターだったにも関わらずディアベルは軽いショックを受けていた。
ディアベル(ならもっと強くならないと!強くなってみんなを引っ張るんだ!)
同時に一つの決意を胸に彼は前へと進むのだった。
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