第3話:チーターどころやない
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スズキ!よろしくなエギルのおっさん!」
エギル「ハッハッハッ!元気いいな!ところでアンタはどのパーティに所属したんだ?」
スズキ「パーティはあそこにいる関西人のキバオウさんって人と隣の人。あとあそこでイチャイチャしている二人だ」
エギル「Ow???なかなか濃いメンツだな???それより酒はどうだ?今なら俺が一杯おごるぜ?」
スズキ「誘いはありがたいんだが、あいにくまだ成人してないガキなんでね。酒は飲めん」
エギル「え?そうなのか?てっきり20代後半くらいかと???」
スズキ「うぐっ???!」グサッ
マジか???俺ってそんなに老けて見える?
今の一言でHPが半分くらいまで削られた感じがしたぜ???
エギル「ま!このゲームの中じゃ法律なんて関係ねぇ!」
スズキ「まぁ確かに。ならこのシャンパンを一つ」
俺は人生で初めての酒をたしなみながらエギルのおっさん達と話をした。
そして夜が明け次の日
スズキ「キリトよ〜」ニヤニヤ
キリト「!?な???なんだよスズキ???そのニヤついた顔は???」
スズキ「アスナとはどこまで行ったんだ?」
キリト「は???はぁ!?」
キバオウ「なんやてッ!?キリ坊????お前さんその歳でまさか???」
キリト「してないしてない!な???なぁアスナ!」
アスナ「???貴方が焦ってるから変な誤解されているじゃない・・・!」
キリト「そ???そうだよな??落ち着け俺???」
他愛もない話もしつつ俺達は攻略の手順をおさらいした。
キバオウ「ワシらはまず後衛で準備しとく。後衛におる間は周りの雑魚モブを倒しまくるんや。前衛がある程度ボスのHPを減らしたらリーダーであるディアベルはんが指示を出す。そこでワシらの出番や」
キリト「なるほど???後衛と前衛に分けることで無駄な犠牲者を増やすことなく攻撃を仕掛けられるってことですね」
キバオウ仲間2「そういやぁ、お二人は元βテスターなんですよね?ボスの情報ってどれくらい知ってるんすか?」
キリト「無料配布していた資料通りさ。ボスの名前はイルファング?ザ?コボルトロード。大きな斧を持ったボスでHPゲージがある程度切れると武器をタルワールに変えて攻撃パターンを変化させる」
スズキ「序盤にしては結構強かったな。アイツ」
キリト「だから装備を切り替える瞬間に高火力の攻撃を仕掛けるんだ」
キバオウ「ほぇ〜。ちゃんと研究しとるんやな〜」
スズキ「作戦は分かったがアスナはどうする?彼女はまだ始めて間もないだろう?俺達は元ベータテスターなうえキバオウのおっさん達もそれなりに場数を踏んできている。彼女をどう守るかが問題じゃないか?」
キリト「あ。それに関しては大丈夫だ。彼女は高スピードの細剣を自在に操る熟練プレイヤーだ
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