第2話:仲間、そして
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情報を与えれたはずたったのに・・・」
キリト「・・・・」
違う????
ワシはこんな????
スズキ「だから・・・俺達はこれまで救えなかった分の奴らを助けたい。その気持ちは元βテスターであろうと同じなんだ!信じてくれ」
その時の言葉、そしてスズキはんの揺るぎない目を見てワシは初めて気づいた。
この人は???いや。元βテスターの連中も関係ない。
全部がワシが悪いんやって。
キバオウ「???すまんな。ちょっと気持ちの整理がつくまで放っといてくれんか?」
キリト「???わかりました。スズキ。行こう」
スズキ「???あぁ。」
そこでひとまずワシらとスズキはんらは分かれた。
キバオウ仲間2「キバオウさん????」
キバオウ「ワシは何をやっとんや?????こんなことしても何も意味ない・・・こんなんでアイツが報われはずないっちゅうのに???」
キバオウ仲間2「?????」
キバオウ「なぁ仲間2・・・ワシはこれからどうすればいいんや?」
キバオウ仲間2 「?????とりあえず謝りましょう。あの二人に」
次の日ワシはスズキはんとキリ坊の所へ謝りに行った。
キバオウ「ホンマにすまんかった????勝手に怒鳴ったり勝手なことを言って???」
スズキ「いや。アンタの言ってたことは間違ってない。俺達本来やるべきことを怠った」
キリト「俺も色々すみませんでした。元ベータテスターだったにも関わらず???」
キバオウ「いや。ええんや。二人は間違ってない。酒場の店主から聞いたで。アンタらなんやろ?ここ最近のビギナープレイヤーを助けよる連中ってのは」
キリト「頭を上げてください。俺たちは当然のことをしたまでです」
この二人はちゃんと動いてくれてたんや。
きっとこの二人がおらんかったら今頃もっと死者も出とったろうに???
キリト「とにかくクエストで誰も死ななかったのは良かったです。これからはお互い頼り合いましょう」
スズキ「そうだな。ってなわけでこれからもよろしくな!キバオウのおっさん!」
キバオウ「あんたら・・・ワシを許してくれるんか?あんなこと散々言ってしもうたのに」
スズキ「いいっすよ別に・・・失ってしまった奴らはもう戻ってこない・・・だったらここでメソメソしているより前に進んだほうが良くないっすか?俺はそう思います」
スズキはんのその言葉で行き場を失ったワシの決意がようやく固まった。
キバオウ「ホンマにおおきにや。改めてキバオウや!よろしくなスズキはん!キリ坊!」
スズキ「おう!頑張ろうぜ!キバオウのおっさん!」
キバオウ「誰がおっさんやッ!」
キリト(キ・・・キリ坊・・・?)
いつかスズキはんに恩を返さなあかんな・・・
けどあの人はメッチャ強い。
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