グラノラ編
第91話
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せたゴッドの力も相当な物のはずなのにグラノラのスピードは恐ろしく速く、そして攻撃は鋭く重い…が。
「(確かにスピードは速え…攻撃の重さもかなりのもんだ。でも何だ…?)」
グラノラの猛攻をギリギリで捌きながらグラノラの動きに妙な違和感を感じる。
動きがチグハグな感じがする。
しかし、グラノラの攻撃は思考の継続を許さない。
「仕方ねえな…」
全身の感覚を研ぎ澄ませ、心を穏やかにする。
身勝手を併用することでゴッドの速度と防御と攻撃の精度を飛躍的に上げる。
超サイヤ人ブルーには及ばないものの、それでもグラノラの攻撃をかわし続ける。
「チッ、喰らえ!!」
グラノラは舌打ちしながら飛び上がり、上空から全ての指先から気弾を放ってくるが、悟空はそれらを全てかわして上空を見上げるが、グラノラがおらず、反応した時にはグラノラが貫手で攻撃していたが、悟空は何とか体を動かして完全な直撃は避けた。
「あ…危ねえ、油断し…」
安堵した瞬間にグラノラに触れられた箇所から激痛が走り、ゴッドの変身が解ける。
「お前の反応速度は異常に速い。恐らく攻撃されたのが脳に伝わる前に体が勝手に動いているのだろう」
「良く分かったな…」
身勝手の極意をこうも早く見破られたことに悟空は痛みもあって引き攣った笑みを浮かべる。
「しかし…どんなに完璧な人間でも常に急所を隠すことは不可能だ。攻撃を避ける時の血液の流れ、筋肉の動きを見れば一瞬現れる急所を見つけることが出来る」
「け…血液…?おめえ、そんな物が見えてるんか…?」
何とか立ち上がった悟空だが、グラノラの血液の流れさえ見切る眼力に驚く。
「俺が手に入れた宇宙一の右眼に見えない物はない。後もう1つ。俺の右眼が見抜いたことがある。お前はまだ力を隠しているな?」
「………」
「どういうつもりか知らんがそんな余裕などないはずだ。」
「その通りだ。オラにはまだ上の変身がある」
ブルーに変身の身勝手。
悟空にはまだ余力がある。
「早く見せた方が良いんじゃないのか?俺に変身を待つ義務などないんだぞ。もう1人のサイヤ人が生きてればフリーザの居場所を聞くことは出来る。お前などすぐに殺してしまっても問題はないんだ」
「ん?フリーザの居場所?何の話だ?オラはフリーザの場所なんて知らねえぞ」
基本的に悟空はビルスの星か地球にしかいないのでフリーザの居場所など知らない。
「惚けやがって、俺は復讐するために残りの人生を捧げたんだ。ここで無駄な時間を使わせるわけにはいかないぞ」
「復讐?おめえがフリーザみてえに余所の星を滅茶苦茶にしてんじゃねえのか?」
「黙れサイヤ人!シリアル人を侮辱することは許さんぞ!
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