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ファイアーエムブレム聖戦の系譜〜選ばれし聖戦の子供たち〜
第一章:光をつぐもの
第2話:峡谷の戦い
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どういうことだ、あのユリアという娘、どこかセリス様に似ている)
口に手を当て哲学者が思考を練るような表情になっていた。
(そしてどこか懐かしさを感じる。ディアドラ様に似た容姿、そしてセリス様からも感じられるあの感覚・・・シグルド様の・・・)
だがオイフェは頭を振り考えをやめた。
(そんなはずがない。お二人はもう・・・・・・)
オイフェは部屋を後にした。跡には壁に飾られたシアルフィの紋章があるのみだった。
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