R8話 善意のWing【翼】
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になんてなるか!」
『は…?ババア?』
「あぁ。俺は誰からの束縛も受けない。俺は俺の道徳に則って行動する。」
『くっ…!』
思い通りの展開に運ばず、一転して悔しそうな表情を見せるハイパーロードA。俺はそれをさらに煽るようにテーブルに置いてあった抹茶ケーキを鷲掴んで、半分齧る……
それをみて……幼子はいう。
「父上さまごうかい〜」
「あぁ。マナーなんて所詮は誰かが勝手に作ったモノ……わざわざ従う必要なんてないのさ。」
『ちょっとあなた!『セフィオスとグリフォス』に勝手なこと教えないでよ!!』
「バカ。お前の愛情とやらで躾けられたらそれこそ大問題だ。」
エコーのかかった九色の声が怒りを帯びる。
『この子の育ち方で何もかも……それこそ『人が人でなくなってしまう』かもしれないのよ?』
「さぁ?その方が面白いかもしれないぞ?…それに。」
「もうそのカウントダウンは始まってんだよ……あいつらの意思によってな。」
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