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チートゲーマーへの反抗〜虹と明星〜
R8話 善意のWing【翼】
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なら侑さん、俺たちと一緒に怪人と戦ってくれ!」
「?」
「俺たち防衛学科に課された任務…それはスクールアイドルイベントにて多く発生する怪人を倒す???あなたもそうする予定のはずだ。」
「…!」
「俺たちと一緒に???人々を守ろう!!」


「!!???もちろん!」





ゼロワン???始まりの戦士。新たな戦士が…加わった。



????※????



〜〜〜♪


クラシック音楽が流れる高級ホテル……そこに併設された高級カフェでコーヒーを啜る、6に結ったカチューシャが特徴的な白く輝く長髪で、超グラマラスな女性。

ミルクコーヒーを一口飲み、温かい息を吐く。

『ふぅ…』

そして???そんな彼女の側に……よちよち歩きの乳児が2人。白黒半々の髪の双子。


「ねこ…はしってた〜」
『かわいかったね〜♪』ニコニコ
「うん!!」


ニコニコとした白ドレスの女性??ハイパーロードA。しかしその笑顔はどこか裏の顔を持っている……この状況とは無関係のそのことで。

そこに???


コツコツコツ……ガシャン!


「「父上さま〜」」
「……」


ぶっきらぼうに入ってくるなり、高そうな机を叩く俺は一番大嫌いな妻と対峙する。

俺は早速彼女を威圧する。


「よぉ…随分と悠々としてるじゃねぇか。Aqoursさん?」
『あら、あなたから来るなんて…嬉しいわ?』


威圧も無意味…というよりむしろその視線を楽しんでいるかのような言い草である。

しかしそんなこと考慮している懐の広さは今の俺にない。


「俺のゲームの邪魔をするとは…覚悟はできてるんだろうな?」
『邪魔?何を証拠にそんなこと言うのかしら?」
「お前の眷属があの男を導いた???そのせいでせっかくのゲームがめちゃくちゃだ。」
『ふーん……』


彼女は俺を嘲るように微笑でコーヒーを一口飲んだ上で俺に言い放つ。


『私言ったよ?もしあの子を殺すような真似をするなら……「お覚悟ください」ってね♪』
「チッ……!」
『あなたの思い通りにはさせないわ???けど私のモノになろうっていうなら、話は違うわ♪』
「テメェ???」


彼女が対価に出してきた条件……これが全ての行動原理である。彼女たち【Aqours】は宇宙を生み出した……いわばあらゆる事象、力、存在の母である。だが同時に母の慈愛は子供たちを縛る狂気でもある。

そしてその愛は、夫である俺に対しても例外ではない……むしろ俺にしか向けられない。その理由はただ1つ、彼女の束縛を全く受け付けないのが俺だからだ。

そう……俺の答えは既に決まっている。


「誰がテメェみてーな若作りババアのモノ
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